2000万円台で建てる注文住宅!間取り実例4選とコスト削減のアイデアをご紹介

2024年02月01日

2000万円台で建てる注文住宅!間取り実例4選とコスト削減のアイデアをご紹介

注文住宅を建ててみたいけどいくらくらいするんだろう?
といった疑問を解決するために今回は例として2000万円台で建てたHOLIDAYSの実例紹介と間取り作成のコツを解説します。

  • 注文住宅2000万円台の費用内訳

    注文住宅2000万円台の費用内訳

    ■基本的な注文住宅の費用内訳
    注文住宅にかかる費用には、建物を建てるための建物本体工事費用の他にライフラインの引き込み工事等の付帯工事費用や、保険料や税金等の諸費用も必要になってきます。一概に「注文住宅を2000万円以内で建てたい」と考えていても、<①総額で2000万円以内>なのか<②建物本体工事費用だけで2000万円以内>なのかを明確に決めておかないと、気づいた時には予算オーバーとなり希望の間取りが叶わないといった場合もでてきます。
    そこでまずは注文住宅にかかる費用を計算してみましょう。

    ・建物本体工事費用とは
    建物を建てる際に必要になる工事費用のことで総費用の約7割を占める。

    ・付帯工事費用とは
    ライフラインの引き込み工事や地盤改良のことで総費用の約2割を占める。

    ・諸費用とは
    保険や税金、その他手数料などのことで総費用の約1割を占める。


    ①総額で2000万円以内にしたい場合
    総額      :2000万円
    建物本体工事費用:2000万円×70%=1400万円
    よって建物本体にかけられる金額は約1400万円以内に収めなければなりません。

    ②建物本体工事費用だけで2000万円以内にしたい場合
    建物本体工事費用:2000万円
    総額      :2000万円÷70%=2857万円
    よって総費用は約2857万円必要になります。


    ①②のようにどこに比重を置くかによって、必要な費用が異なってきます。
    より詳しく費用について知りたい方は下記コラム【家づくりの費用!建築費用以外に何が必要?】をご確認ください。

  • 注文住宅にかかる費用を予算内に抑えるコツ

    注文住宅にかかる費用を予算内に抑えるコツ

    自分好みの家を造れるとなるとこだわりたい部分も増えてきて、つい当初の予算より費用が膨らんでしまうことがあります。
    なるべく予算内に抑えるために、ここでは費用を抑えるためのコツを一部お伝えします。

    ▼水回りをまとめる

    水回りの設備をまとめることによって配管工事費の削減ができます。
    バラバラに設置してしまうと、配管が複雑になり作業や資材面で費用がかさみます。


    ▼空間をドアや壁で細かく区切らない

    同じ面積でも部屋数が多い家と少ない家では、多い家の方が間仕切りやドアの材料費と工事費が多く必要になる為、費用が上がってしまいます。
    あえて空間に壁をつくらなかったり、収納扉をなくすだけでも費用を抑えることが出来ます。


    ▼既製品を上手く活用する

    ドアや棚など、1からオーダーで作ると既製品よりも高く費用がかかります。
    既製品の中から好きなデザインを選びペイントするなど少し工夫するだけで、費用を抑えながらもオリジナリティあるものに仕上げることができます。

    これらは下記コラム【注文住宅を安く建てるには?-上手にコストダウンする方法】から一部抜粋しました。その他のコツや、反対に費用を惜しまない方がいいポイントも紹介していますので詳しくは下記コラムをご確認ください。

  • 注文住宅2000万円台で実現した実例4選

    注文住宅2000万円台で実現した実例4選

    徹底したモノトーンで重厚感を出したホテルライクの平屋

    愛知県岡崎市/O様
    家族構成:ご夫婦+お子様1人
    間取り:2LDK
    竣工年月:2023年10月
    延べ床面積(㎡):140.32㎡
    総額:2760万円


    上記施工事例は、全館空調を搭載することで、間取りの自由度が増した平屋のお家です。玄関からLDKの間に扉を設けないことで、限られたスペースの中でも開放感のある空間に仕上げられています。インテリアすべてをブラック・グレー・ホワイトでまとめ、かっこいいモノトーンを演出しています。


    【画像の施工事例はこちら】


    施工事例2"

    自然を愉しむ和テイストの家

    岐阜県多治見市/H様
    家族構成:ご夫婦+お子様二人
    間取り:3LDK
    竣工年月:2021年3月
    延べ床面積(㎡):105.12㎡
    総額:2970万円


    明るい木色とブラック外壁が生むコントラストが美しい外観。大屋根と下屋、大きな軒が印象的な「和」テイストの家です。「への字」の切妻屋根と木材の柱で重圧感のあるデザインで和テイスト×自然素材をバランス良く取り入れた趣のあるお住まいが完成しました。


    【画像の施工事例はこちら】


    施工事例3"

    ウッドデッキで繋がる開放的なアメリカンハウス

    愛知県新城市/K様
    家族構成:ご夫婦+お子さま1人
    間取り:4LDK
    竣工年月:2021年3月
    延べ床面積(㎡):115.92㎡
    総額:2470万円


    映画にも出てきそうなクラシックアメリカンテイストがコンセプトのお住まい。仕切りのない広々としたLDKからは、お庭へと繋がるウッドデッキへと繋がっています。垂れ壁をアーチ状に型どったSICや、色味を統一したキッチン、フロート洗面台など細部までこだわったデザイン性の高いお住まいが完成しました。


    【画像の施工事例はこちら】


    施工事例4"

    囲炉裏と薪ストーブを囲む家

    愛知県東海市/F様
    家族構成:ご夫婦+お子様2人
    間取り:5SLDK
    竣工年月:2017年10月
    延べ床面積(㎡):133.31㎡
    総額:2760万円


    インダストリアルなフードを取り付け、現代風にアレンジされた囲炉裏は、晩酌を愉しむ夫婦憩いの空間となっています。
    雪が多い地域で生まれ育ったご主人のご希望で玄関に薪ストーブを設置。
    薪ストーブの高い暖房性能とHOLIDAYSの高い断熱性能・気密性能により、住まいを優しく暖め、ご家族に癒しを与えてくれます。


    【画像の施工事例はこちら】

  • 限られた予算の中で丁度いい間取りを作成するコツ

    限られた予算の中で丁度いい間取りを作成するコツ

    自由設計だからこそ悩むポイントになってくるのが「間取り」。
    お家づくりにおいて何を重要視するのかによって間取りは変わってきます。
    何が正解で何が間違いか分からず何通りもの間取り構成があるからこそ慎重に考えていきたいですね。

    ▼ライフスタイルに合わせた間取りのコツ

    【家事優先の間取り】
    回遊動線」が重要になってきます。
    回遊動線とは行き止まりがなく、家中をぐるぐる回れる間取りの事を指します。
    一般的なお家は廊下で繋がった部屋が行き止まりになっているため、スムーズな移動ができないことがあります。
    回遊性を重要視する事で効率的に移動ができるようになります。

    【コミュニケーション重視の間取り】
    壁を少なくすることが重要になってきます。
    LDK空間は壁を減らし対面キッチンなどにする事で自然と背中を向ける事が少なくなり、顔を合わせる機会が多くなります。また、廊下をつくらずにリビング階段を取り入れるのも良いでしょう。顔を合わす機会が増えてコミュニケーシが円滑になります。
    【リビングイン階段のコラムを見る】

    【共有スペースとプライベートスペースの配置を考えた間取り】
    それぞれの家族の生活にあった間取りを選択する事は、家づくりの中でとても重要になってきます。
    共有スペースとプライベートスペースのメリハリをしっかりつける事で個々のニーズに合った空間を提供する事ができます。キッチンやダイニングなどは共有スペースとして明るく開放的な印象にし、逆に寝室や書斎、ワークスペースなどは集中できるよう静かな箇所に設置するなどといった工夫もあります。
    【書斎のある間取りのコラムを見る】


    ▼将来の変化に対応する間取りのコツ

    【子供の成長を考えた間取り】
    お子様が幼い頃は壁が少なくリビングからも近い部屋を子供部屋とする場合が多いです。しかし子供部屋は年齢を重ねる度に在り方が変化していきます。
    幼い頃は一部屋をお子様2人で使っている場合、年齢を重ねると共にプライバシー面でも1人部屋に憧れを持ち始めます。
    子供部屋を増やすことができない場合、引き戸を仕切り壁として使用することも可能となります。
    また、1部屋を簡易的に2部屋に分ける方法として、蛇腹状の伸縮性のあるアコーディオンカーテンを使用したりロールスクリーンで仕切ることも可能です。

    【老後の生活を考えた間取り】
    老後の生活を豊かにするには、家づくり検討時から老後のことを考えていく必要があります。
    最近はビルトインガレージやデザイン性を重視した結果2階にお風呂や洗面台がある住宅も多いです。またリビング自体も2階にあるなどといった住宅の形も増えてきています。
    デザイン性を考えるとおすすめのデザインでもありますが老後の事を考えると安易におすすめする事はできません。
    老後はできるだけ段差や部屋ごとの距離を置きたくない為、1階部分で生活が完結できるような施工もおすすめしています。
    また。手摺をつけたりスロープをつけるなどといったレイアウトの変更も考え、老後になっても豊かに暮らせるお家づくりが必要となります。

  • まとめ

    まとめ

    ここまでお家づくりに必要な費用や間取り、コスト削減などについてお話してきました。
    住宅費用の内訳や間取りについて知っていただけたでしょうか。

    お家づくりはただお洒落なお家を造るだけでなく住みやすさや間取り、それぞれ必要なスペースなどをうまく組み合わせて作っていくことになります。
    HOLIDAYSではお客様一人一人のご希望やご意見に寄り添い、お客様が思い描く「住宅」をつくっていきます。

    ご興味がございましたら是非一度ご来店くださいませ。

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