収納力抜群のキッチンパントリー!その必要性は?おしゃれな間取り5選も紹介
2024年09月20日
2024年11月13日
古フランス語の「paneterie」が語源のパントリー。もともとパンを保管するスペースという意味で使われていましたが、昨今では、キッチン周りの収納スペースとして世代を問わず人気を集めています。
さて、そんなパントリーですが、住宅に取り入れる際には気を付けなければならない点も・・・
今回のコラムでは、パントリー収納のメリット・デメリットをはじめ、HOLIDAYSで施工したお洒落な事例もご紹介していきます。
パントリーを取り入れるか悩んでいる方、是非ご参考にしてみてください。
CONTENTS
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キッチンパントリーとは?
「キッチンパントリー」とは、常温保存ができる食材や飲料、食器、調理器具など、キッチンで使用するものを収納しておくスペースを意味します。また、作業する時に取り出しやすいよう、キッチンの中や隣接する形で取り入れることが一般的です。
キッチンはもので溢れかえると生活感が出てしまい、せっかくのおしゃれなデザインが台無しになってしまうことも。パントリーがあることで、キッチン周りが整理整頓され、すっきりとした印象のLDKに仕上げてくれます。 -
一般的なキッチンパントリーの種類
■壁付けパントリー
キッチンの壁面に収納スペースを設けるタイプのパントリー。料理をしながらパントリーに手が届くなど、作業効率がアップするだけでなく、ストック状況が一目で分かるのも魅力です。日常生活でよく使う調味料や缶詰、賞味期限が早い食材の買い忘れを防ぐことができます。
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■ウォークインパントリー
収納スぺースに入り込めるタイプのパントリー。壁面パントリーよりも多くのものを収納することができます。入口に扉やロールスクリーンを設置すれば内部を隠すことができるので、キッチン周りをすっきりとした印象にできます。
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■ウォークスルーパントリー
入口が複数あり、通り抜けできるタイプのパントリー。キッチンと他空間を繋ぐことができるので、効率のいい家事動線を実現できます。キッチンと玄関、キッチンとランドリールームなど、日常の動線を思い浮かべながら取り入れてみましょう。
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パントリーのメリット
大容量の収納で買いだめができる共働き夫婦が多い昨今、毎日買い物に行くのは困難です。また、お米や乾麺、飲料水などかさばるものの買い物はできる限り最小限に抑えたいですよね。そんな時、パントリーがあればまとめ買いしたものを保管できるので便利です。さらに、災害時の飲料や食料を保管しておくスペースとしても活躍してくれます。筆者の自宅ではパントリー内に床下収納を設け、その中に非常用グッズを保管しています。
キッチンスペースを有効活用できる調理器具や食品などは、日頃から意識しないともので溢れかえってしまいがちです。キッチン周りに十分な収納があれば、煩雑にならずスペースを有効活用できます。
食品の在庫管理がしやすい浅い奥行きの棚を取り入れることが多いパントリー収納。何がどこにあるのかを一目で把握することが目的です。ストックの全体量を把握しやすいため、食品などの在庫管理をしやすい特徴があります。
家事を効率的に行える本来あるべき場所にものが収納されていれば、空間が乱雑になることはありません。通路も確保できるため家事を効率的に行うことができます。また、ウォークスルータイプのパントリーなら、キッチンから別の空間へと通り抜けできるため、間取り次第で一層家事楽な動線になります。
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パントリーのデメリット
スペースの確保が必要になる間取りを作成する時に、余分にスペースを確保する必要があります。場合によっては、他のスペースを小さくしなければならない、、、なんてことも。土地の広さや建物の規模から、どのタイプで、どれくらいの広さのパントリーがあれば生活しやすいのか検討してみましょう。
設置に費用がかかるスペースを確保するだけでなく、パントリーの扉や棚など、追加で設置費用が発生します。建物の総額と相談しながら、予算オーバーにならないよう気を付けましょう。
湿気やニオイがこもる場合もある空気の通りが悪いと、湿気や食品の臭いがこもってしまうこともあります。定期的な換気はもちろん効果的ですが、エコカラット※を取り入れればデザインだけでなく、消臭効果も見込めます。筆者はこの点を見落としてしまい、湿気がこもるパントリー収納になってしまいました。冬場はマシですが、夏は食材が傷みやすく臭いも発生しています。是非これからパントリーを検討する皆様には気を付けていただきたいポイントです。
※エコカラットとは?
粘土や鉱物など複数の原料から作られているタイル状の内装用壁材。肉眼では見えない小さな穴が無数にあり、その穴に空気が入ったり出たりすることで湿度の調整や消臭効果が見込めます。
エコカラットを採用した事例はこちら!
使いづらいとストレスになるパントリーの通路幅や棚の奥行、高さなど、取り入れる際には日常生活をイメージしましょう。また、採用したことで家事動線の効率が落ちてしまうような間取りにならないようにも注意しましょう。いくら収納スペースがあっても使い勝手が悪ければストレスが溜まってしまいます。たとえば、固定棚ではなく可動棚を導入すれば、住み始めてから感じた違和感やストレスも軽減することができます。
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壁付けパントリーのおすすめ間取り①
キッチンの背面にパントリーを設計。カップボードや冷蔵庫などパントリー内に収納することで、キッチン周りに開放感が生まれます。
パントリーの扉をクロスと同系色の扉カラーにすることで、統一感のあるすっきりとした印象に仕上がりました。
急な来客時でも、扉をしめることで生活感を隠すことができます。 -
壁付けパントリーのおすすめ間取り②
ホワイトのクロスがベースカラーのキッチンに、アクセントクロスを採用したパントリーがあれば「魅せる収納」に大変身します。
普段は空け放しにしておいて、効率的な調理動線を実現。来客時などはロールスクリーンを下げればパントリー内部を隠すことができます。
パントリー収納のおかげで、カップボードや冷蔵庫、キッチン、ダイニングテーブルのレイアウトをきれいに魅せることができます。 -
ウォークインパントリーのおすすめ間取り③
キッチン裏へと続くパントリー。カップボードと冷蔵庫の間に入り口を設けることで家事をスムーズに行えます。
脱衣室と同様に三画の垂れ壁にすればデザイン性が生まれます。 -
ウォークスルーパントリーのおすすめ間取り④
パントリーを境にキッチンと玄関が繋がっている間取り。重いものを買ってもすぐにキッチンに運ぶことができます。
普段目につかない空間だからこそ、クロスなどで遊び心やこだわりを演出することもできます。 -
ウォークスルーパントリーのおすすめ間取り⑤
キッチンからパントリーを通り、リビングに抜けられる回遊動線。日常生活の移動効率が格段にあがります。
ボックスやカゴのデザインを揃えることで統一感のある印象に。パントリー内も煩雑にならず整理整頓された空間にすることができます。 -
まとめ
今回パントリー収納についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
使いやすさや収納量の増加といったメリットがあれば、デメリットも同時に存在します。検討する際にはどのようなタイプのパントリー収納が合っているのか、生活スタイルや予算と相談しながら決めていきましょう。
HOLIDAYSでは皆様の希望だけでなく生活スタイルもお伺いし、ベストなご提案になるよう心がけています。
「こんな収納がほしいな」や「こんな生活を送りたいな」といったご希望がありましたら、是非一度お問い合わせください。
また仕様や性能、施工事例などをまとめたカタログ資料を無料でお送りしておりますので、興味を持っていただけた方はぜひお問い合わせくださいませ。