【失敗しない】注文住宅の収納計画アイディアをご紹介!

2023年08月28日

【失敗しない】注文住宅の収納計画アイディアをご紹介!

家づくりの際に欠かせないのが「収納スペースの確保」。収納スペースは実際に家に住んでみないと使い勝手が想像しにくく、家を建てた後に、「思ったより収納スペースが少なかった」「ここに収納スペースを作ればよかった」など後悔しがちなポイントです。収納は住まいの快適性を大きく左右する要素のひとつと言えるほど大切なポイントですので、家づくりの際は最適な収納計画をたてることが大切です。
そこで今回は、家づくりにおける快適な収納計画のアイディアをご紹介します。後悔をしない家づくりをするためにも、是非参考にしてみてください!

  • 玄関|土間収納

    玄関|土間収納

    最近は玄関の横に3畳ほどの「土間収納」を希望される方が増えてきています。玄関は家の第一印象を決めるとも言われており、来客を迎える大切な場所ですが、毎日家族が使用するので生活感が出やすい場所でもあります。そこで、大容量の収納機能を備えた土間収納にすることで、綺麗でスッキリとした玄関を保てます。土間収納は、靴以外にも自転車、アウトドア用品、趣味用具、ベビーカーなど大きいサイズのアイテムも十分収納できます。

    こちらは、シューズクロークのある広々とした土間玄関。垂れ壁を設けたことで、玄関と収納スペースをやんわりと仕切っています。垂れ壁をくぐると、膨張色のホワイトが続いており玄関からの繋がりを感じさせながらもより広く明るい空間を演出しています。オープン収納型の棚を設け、靴の収納はもちろん、趣味用具であるウェットスーツや冬にはコートがかけられるよう工夫を凝らしています。空いているスペースには、ベビーカーなど大きなサイズのアイテムを置くことができるので物が多いご家庭でも安心の間取りです。

  • キッチン|パントリー

    キッチン|パントリー

    キッチンに欠かせない収納スペースとして人気の「パントリー」収納力と料理効率が上がるパントリーは、新築でもリフォームでも取り入れるご家庭が増えてきています。パントリーは食料品や食器、調理道具、日用品だけでなく、普段使わない調理道具などもまとめて収納できますので、散らかりやすいキッチン周りもスッキリ使いやすい状態を保つことができます。

    こちらは、キッチンの奥にパントリーを設け、山型の垂れ壁で空間を緩やかに仕切っています。パントリー内に、可動式の棚を取り付けたことで、物の大きさに合わせた収納が可能です。小物は、収納ケースにまとめると綺麗な見た目になります。さらに、こちらのパントリーは冷蔵庫を置けるよう設計しているので、生活感を感じさせない見た目がスッキリとしたキッチンとなっています。将来的に物が増えることを見据え、広めのパントリーを設計することをおすすめしますが、1帖ほどの小さめのパントリーでも便利なので是非検討してみてください。

  • リビング|小上がりスペース

    リビング|小上がりスペース

    小上がりとは、居室内に設けられた段差で区切られたスペースを指します。一般的には畳を張り小上がり和室にすることが多いですが、フローリングを張って洋風に仕上げることもできます。小上がり部分は、お子様の遊びスペース、寝室、客間等として使用でき、小上がりの床下部分は収納として活用できます。小上がりを設置することで、空間の中にアクセントや奥行き感を演出でき、さらに床下には収納スペースを追加できるのでとして使用でき、小上がりの床下部分は無駄のない間取りが実現します。

    こちらは畳ヌックの床下に収納スペースを設けた事例です。畳を張っていますが、畳の色、木調の天井、ヌックを囲う斜めの壁の色を工夫しており、北欧テイストのお部屋に馴染んでいます。ヌックにはカウンターを造作しカフェ風のオシャレな空間にしながらも床下に収納スペースを設け、デザイン性と実用性が両立した設計となっています。

  • ファミリークローゼット

    ファミリークローゼット

    ファミリークローゼットは、家族全員で共有できる大きなクローゼットです。一般的にクローゼットは、各部屋に設けられておりますが、ファミリークローゼットを設置する場合は、一箇所の収納スペースに家族全員の衣類をまとめて収納することになります。収納スペースを一箇所にまとめると、各部屋に衣類を運び収納する手間が省け家事動線がスムーズになります。最近は、ランドリールームの近くにファミリークローゼットを設置するご家庭が増えてきており、洗濯→干す→しまう、という一連の流れが1ヵ所で完結するのでおすすめです。

    こちらは2階ホールにウォークスルータイプのファミリークローゼットを設置し、家族みんながアクセスできる間取りです。ウォークスルータイプを採用したことで、ただ収納するだけではなく見せる収納としてオシャレなショップのような雰囲気を味わえ毎日の服選びも楽しくなります。4人家族のファミリークローゼットを設置する場合、3~4畳くらいを確保するといいでしょう。家族の人数や収納する量などで必要な広さは違いますので、設計士さんに相談しながら検討してみてください。

  • 洗面室

    洗面室

    毎日家族全員が使用する洗面室は「収納スペースを多くつくりたい」というご要望を多くいただきます。洗面室は、洗面、洗濯、入浴など多機能な空間なので、物が溢れがちです。歯ブラシ、化粧品、ヘアケアグッズ、コンタクトレンズ用品、身支度に必要なグッズなど細々した物は、鏡面裏や扉付きの棚の中に収納すると洗面台周りを綺麗に保つことができます。ドライヤー、タオルなど大きめの物は扉のないオープン棚で収納ボックスを活用すると取り出ししやすく清潔的です。入れる物の大きさや使う頻度に合わせた収納を考えると洗面台全体がスッキリして見えますよ!

    こちらは、洗面台下と背面にオープン棚を設置し収納ボックスを活用している事例です。造作洗面台なので、収納ボックスの大きさに合わせた設計がされています。収納ボックスの種類を合わせると、安価で統一感のあるおしゃれな収納になります。さらに、洗面鏡の裏も収納が可能なので、洗面台周りに出ている物が少なくいつでも綺麗に保てますね!造作洗面台は、部屋の広さや希望に合わせた大きさを選択することができます。幅、奥行き、大きさに余裕のある洗面台を採用することで、収納量の増量、作業効率の向上、同時に2人で使用できるメリットがありますので収納スペースの設計と併せて検討してみてください。

  • トイレ

    トイレ

    トイレは、毎日の生活で使用するだけでなく、来客の際にも使用してもらう場所になるので綺麗な状態を保ちたいですよね。しかし、トイレは一般的に1帖ほどで設計することが多く、収納スペースにも限りがあります。トイレットペーパーのストックだけではなく、トイレ掃除用具など何を収納するかを決めた上で収納方法について検討しましょう。トイレの収納スペースの作り方は様々なアイディアがありますが主に下記のような方法があります。

    ・壁にニッチをつくり収納スペースにする
    ・背面にふかし壁を設計し、見せない収納スペースにする
    ・サイドや背面の上部に棚を設置する
    ・サイドにカウンターを設置し扉付きの収納棚を設置する


    こちらは、紙巻器との一体型固定棚を設置した事例です。紙巻器と一体になっているので、場所を取らず圧迫感を感じさせません。また、紙巻器と同じ高さに棚が設置されるので、携帯を一時的に置いたり、手が届く位置にトイレットペーパーのストックを収納しておくことができます。

  • まとめ

    まとめ

    今回は家の収納アイディアについてご紹介しました。収納は、空間の雰囲気や毎日の生活の快適さを左右する大事な要素の一つです。家族構成やライフスタイルによって収納に必要な広さが変わってきますので、収納計画の際には下記ポイントを抑えておきましょう!

    ・収納する物の量を決める
    ・収納する物の大きさを把握する
    ・見せない収納と見せる収納を使い分ける


    HOLIDAYSではお客様の趣味やライフスタイルに合わせたお家づくりをさせていただきます。今回ご紹介した収納方法以外にも、お客様に合わせた収納アイディアをご提案することが可能です。家づくりを検討されている方は是非お近くのスタジオにお越しください!!

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