注文住宅に是非ほしい!ゆとりある暮らしをつくる、便利な収納アイディア

2024年06月14日

注文住宅に是非ほしい!ゆとりある暮らしをつくる、便利な収納アイディア

住まいづくりの中で、非常に重要になってくるのが「収納スペース」。

せっかく1から注文住宅を建てるのだから、使い勝手が良く、快適に生活できる収納スペースを確保したいですよね。家の中をいつまでもスッキリと保ち、ゆとりある暮らしをするためには、注文住宅の設計段階から収納スペースについて「なにを」「どこに」「どれくらい」収納できるようにするか考えることが重要です。

収納をうまく活用するためには、量だけでなく、収納場所も重要になってきます。

今回は、収納場所に合わせた収納スペースのアイディアを紹介致します。

  • 玄関をいつもスッキリと!シューズインクローク

    玄関をいつもスッキリと!シューズインクローク

    シューズインクロークとは、玄関から靴を履いたまま入れる収納スペースのことです。
    シューズインクロークは玄関に併設するため、靴やベビーカー、傘、アウトドア用品などを収納するのに向いているでしょう。また、アウターやカッパ、カバンを収納できるようにしておけば、帰宅時外出時に玄関で身支度でき、普段の暮らしやすさも向上します。

    玄関は家の第一印象を決めると言われており、家族だけなくお客様も迎える大切な場所ですが、ベビーカーや傘、外で遊ぶための道具など、スッキリ片づけておきたいけど、散らかりやすい場所の一つでもあります。
    玄関に「外に行くときに身に着けるもの」「外で使うもの」を収納できるスペースを確保しておくことで、物が散らかりにくいスッキリとした空間を実現できるようになります。
    クローク内で靴を脱いで棚にしまい、そのまま室内に上がれるようにしておけば、普段履いている靴が玄関で散乱することも防げます。

    また、最近では玄関に広めの土間空間を確保し、自転車を玄関に収納するケースも見られます。

    家族構成や趣味などによって使い方も変わってくるかと思いますので、それぞれの家庭合わせてシューズクロークを検討してみてください。

  • 主婦の味方!パントリー収納

    主婦の味方!パントリー収納

    調理道具や食器、食品、その他の日用品と、キッチンの収納に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
    調理には様々な道具や器具が必要になるため、キッチンは住宅の中でも特に散らかりやすい場所と言えます。

    そんなキッチンの収納にオススメなのが「パントリー」です。パントリーとは、食料品や食器、調理道具、日用品を収納しておくスペースのこと。簡単にいうと、キッチンの収納庫ですね。
    一般的にキッチンにも収納できる棚などがついておりますが、パントリーがあればより大量に食品や日用品をストックでき、とても便利です。災害時に必要なモノをストックしておく場所としても利用できます。

    たくさん収納ができるのはもちろん、普段使わない食器や調理道具をまとめて収納しておけるので、普段使う食器棚やキッチン収納はすっきりとし、キッチン全体の使い勝手が良くなるのも魅力の一つです。

    しかし、パントリーを作るには「広いスペースが必要なのでは?」と断念される方も多いかと思います。そこで知っておいておきたいのがパントリーの種類です。
    パントリーには大きく分けて「ウォークイン型」と「壁面収納型」の2種類あります。キッチンから近い壁面を利用する壁面収納型であれば、専用のスペースを確保することなく、比較的省スペースで設置が可能になります。

    ライフスタイル・買い物頻度から必要な収納量を想像し、パントリーが必要か、どれ位の広さが必要かを考えてみましょう。

  • スキップフロアを活かした収納

    スキップフロアを活かした収納

    スキップフロアとは、1.5階や2.5階など、いわゆる「中二階」「中三階」として設けられたスペースのことで、床の一部に高低差をつけ、数段の階段で繋げます。階段の踊り場を広くしたスペースを想像していただけるとわかりやすいかと思います。
    法律により建物の高さを制限されている土地がありますが、そのような土地であっても有効面積を増やす方法の一つがスキップフロアです。

    スキップフロアは空間を視覚的に広く見せる効果があるだけでなく、スキップフロア下部を収納スペースとして活用することもできます。
    季節物の衣類や、時々しか使わない道具など日常的に必要ではないモノや、普段使う収納スペースでは大きくてはいらないモノなどを収納しておくスペースとして大変便利です。

    また、ちょっとした秘密基地のようで、収納だけでなく子供の遊び場としても活用できるかと思います。

    このスキップフロア下部の収納スペースは高さを1.4m以下に抑えることで、建築基準法上の床面積に算入されないようになります。そのため容積率に余裕のない土地でも実質的な床面積を増やすことができ、収納スペースを確保しやすくなります。また、延べ床面積に算入されないため、固定資産税も収納スペース分にはかからなくなります。※ただし各自治体に確認が必要

    ただし、スキップフロアは空間内に段差が増えるため、老後の生活が大変になってしまうというデメリットもあります。
    スキップフロアのメリットデメリットをしっかり把握したうえで、設計に取り入れるか考えてみましょう。

  • まとめ

    まとめ

    今回は収納スペースについてお話をさせて頂きました。

    どれだけ収納が必要になるかは家族構成やライフスタイル・趣味によって変わってきます。
    あまり計画せずに収納スペースをつくってしまうと、収納スペースが足りなくなってしまったり、使い勝手の悪い収納になってしまいます。

    まずは何をどこにどれだけ片付けておきたいのか、そのためにはどれだけスペースを確保する必要があるのかを考えてみてください。


    「なかなか決められない」「どう考えたらいいのかわからない」など収納スペース、お家づくりにお困りごとがあれば、ご状況をお伺いしたうえで家づくりのプロからご提案させて頂きます!

    ぜひ一度お近くのスタジオにお立ち寄りくださいませ。

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