【実例あり】縦長リビングを広くおしゃれに見せるレイアウト!設計時にできる工夫もご紹介

2024年09月10日

【実例あり】縦長リビングを広くおしゃれに見せるレイアウト!設計時にできる工夫もご紹介

マンションに限らず戸建でもよく見かける「縦長リビング」。じつは、家族とのコミュニケーションがとりやすかったり、家具やインテリアのレイアウトもしやすい万能な間取りでもあります。
今回のコラムでは、レイアウトを考える上で重要なポイントや、設計時にできる工夫など、縦長リビングを検討する際に役立つ情報をご紹介していきます。

  • 基本的なレイアウトパターン

    基本的なレイアウトパターン

    ソファのレイアウト


    ●壁に沿って配置

    壁に沿ってソファを配置することで、空間を効率的に使えるだけでなく、窓を隠さないことで開放感も与えてくれます。

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    ●中央に配置

    ソファを中央に配置することで、リビングのメインとして存在感を出すことができます。「おしゃれな間取りにこだわりたい」という方に人気の配置です。

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    《間取りのポイント》

    キッチンから見たソファの向きを工夫することで、空間の印象や暮らし方を変化させることができます。

    ソファの向き

    特徴

    対面

    キッチンからリビング全体を見渡せるため、家族とコミュニケーションが取りやすい。

    横向き

    キッチンからリビングまで一直線になるため、家事動線を確保しやすい。

    後ろ向き

    ソファがリビングとダイニングの仕切りとなるため、空間を自然に分けやすい。



    ダイニングテーブルのレイアウト


    ●壁に沿って配置

    部屋が広く見えるポイントは見える床の面積。ダイニングテーブルを壁沿いに配置すれば見える床の面積が増えて、空間を広々と見せることができます。

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    ●中央に配置

    ダイニングテーブル周りを回遊することができるため動線がスムーズに。日常生活を送る上で衝突が起きにくく、ストレスなく過ごすことができます。

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    ●キッチンに沿って配置

    キッチンからそのまま配膳できたり、家族との距離が近くなるレイアウト。キッチンとダイニングテーブルがコンパクトにまとまるため空間を広く見せる効果もあります。

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  • 縦長リビング・ダイニングのレイアウトを考える4つのポイント

    縦長リビング・ダイニングのレイアウトを考える4つのポイント

    家具の配置でスムーズな動線を確保する

    日々の家事動線を思い浮かべてみましょう。キッチンやダイニングテーブル周りなどに回遊できるスペースを作り、動線上には家具を配置しないことを意識するだけで生活しやすい空間になります。

    空間のバランスを見ながらアイテムの数を決める

    部屋の広さを見て、どのアイテムがどれくらい必要なのか見極めましょう。まとまった空きスペースをつくり、見える床の面積を増やすことで空間に余裕が生まれます。

    ※レイアウトのポイント

    ■視線が抜けることを意識する
    ■収納家具の色や素材を揃えることで統一感を演出する


    収納の場所や量を工夫する

    収納スぺースが多いと、その分居室面積は狭くなり、物を置く場所によっては空間が凸凹してごちゃごちゃと見えることも...多機能家具をうまく使えば、収納量は確保しつつ、空間を広く見せることができます。


    家具に変化をつけてレイアウトを愉しむ

    丸形や変形型のダイニングテーブルを置いたり、一人掛けのソファを追加で配置することで、シンプルになりやすい縦長のリビングダイニングも他とは違うオリジナルの空間にすることができます。

  • 設計時にできる!縦長リビング・ダイニングを広く見せる工夫8選

    設計時にできる!縦長リビング・ダイニングを広く見せる工夫8選

    ●小上がりをつくることで、あえてソファをなくす

    リビングに小上がりスペースを設けることで、ソファの代わりになり、より広く空間を使うことができます。また、段差部分を収納にすれば、広さはそのままで収納スペースも確保することができます。

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    ●キッチンカウンターでリビングを広く使う

    キッチンに奥行きが広めのカウンターを設置すればダイニングテーブルの代わりにすることができます。ダイニングスペースを省略できるだけでなく、バーのようなお洒落な空間を演出できます。

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    ●壁付けキッチンで空間に余裕を持たせる

    対面キッチンよりも省スペースで設置ができる壁付けキッチン。デッドスペースができにくいため、空間を無駄なく活用したい方におすすめです。

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    ●吹き抜けで開放感を演出しながら空間を区切る

    リビングに吹き抜けを採用するのもおすすめです。横だけでなく縦の開放感を演出することで、実際の畳数以上に広さを演出できます。また、リビングのみの「部分吹き抜け」にすれば、ダイニング・キッチンと緩やかに区切ることができるので、空間にメリハリをつけることもできます。

    吹き抜けの事例"
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    ●ダウンフロアリビングを採用する

    シンプルな間取りになりがちな縦長リビング。リビングをダウンフロアにすることで意匠性が一気に増します。さらに、ダイニングスペースとの空間を区切る役割や段差をソファ代わりにも活用することができます。もし設計上ダウンフロアが難しい場合は、ダイニングとリビングのクロスや床材などを変えるだけでも空間に区切りができるのでおすすめです。

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    ●キッチンとダイニングテーブルを横並びに計画する

    キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置することで、家事動線が良くなるだけでなく、キッチンとダイニングスペースがコンパクトにまとまるため、リビングスペースをより広く見せることができます。さらに、フローリングを長手方向に貼れば空間に奥行き感を出すこともできます。

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    ●照明計画で快適さとオシャレさを叶える

    ダイニングからリビングに掛けてL字の照明計画にすることで、空間の縦ラインが強調され、開放感を選出することができます。その際、間接照明を採用すれば、部屋全体に立体感が生まれ、落ち着きのある雰囲気を演出することができます。

    おしゃれなL字の照明計画の事例"
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    ●窓の配置や高さにこだわる

    高さのある大開口の窓を取り入れ、更にカーテンを開口部の全面に取り付けることで開口幅をより広く見せることができます。昼間はカーテンを開けて光を目いっぱい取り込み、夜はカーテンを閉めて大人っぽい落ち着いた空間を演出するなど、時間によって空間のイメージを変化させることもできます。

    窓の高さとカーテンにこだわった事例"
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  • まとめ

    まとめ

    今回「縦長リビング」をおしゃれに見せるポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。インテリアアイテムや家具の配置など、工夫次第でお洒落なオリジナルの空間を作り出すことができます。

    これからお住まい作りを検討される方の中には、狭小地や変形地など、間取りの工夫が必要な土地で計画を進める方もいるかと思います。注文住宅HOLIDAYSではこれまで多くのお客様のお住まいづくりに携わってきましたので、癖のある土地でもお客様の要望やライフスタイルに合った間取りや暮らし方の提案をすることができます。弊社では仕様や性能、施工事例などをまとめたカタログ資料を無料でお送りしております。興味を持っていただけた方はぜひお問い合わせくださいませ。

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