照明で印象が変わる!おしゃれな照明の選び方
2022年07月31日
2024年06月14日
毎日の暮らしに欠かせない照明器具ですが、照明によって色・大きさ・デザインが異なります。特に注文住宅を検討されている方は、どの照明器具にするか迷われる方も多いのではないでしょうか。照明一つで部屋の雰囲気が変わり、照明器具は空間のコーディネートに重要なアイテムです。逆に照明選びを間違えてしまうと、部屋のテイストが崩れてしまうなど印象が大きく変わってしまいます。
そこで今回は、照明の種類や特徴をご紹介します。是非おしゃれな住まいづくりの参考にしてください。
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照明の色
照明のデザインが同じでも、電球の色が違えばお部屋に与える印象も変わります。また、デザイン性だけではなく部屋の用途によって照明の色を決めた方がいい場合もあります。照明の色は大きく分けて3種類あります。まずは、各電球色の特徴についてご紹介します。
■電球色
暖色系のオレンジのような色です。明るさを抑えているのでリラックスしたり就寝する場所に最適です。
■昼白色
外に出た時の太陽光に近い色です。自然な明るさなので、メイクなどの身支度をする場所に設置するのがおすすめです。比較的どのようなテイストでも合わせやすいです。
■昼光色
寒色系の青のような色です。集中がしやすい光なので、勉強や細かい作業をする際に最適です。
次は照明器具の種類について例を挙げながら紹介します。照明器具の種類はたくさんありますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。 -
部屋全体をスッキリと魅せてくれるダウンライト
ダウンライトは天井に穴をあけて直接埋め込むタイプの小型照明です。照明器具自体は、照度が低い為複数のダウンライトを取り付けたり、部分照明として補助的に使用されることが多いです。
ダウンライトは、やわらかい光なので優しい雰囲気や少し暗い雰囲気のお部屋になります。また、天井からライトが飛び出さない為照明器具が目立ちにくく、スッキリとした印象に仕上がります。
ダウンライトを取り入れる際の注意点は照明の数と位置です。天井の工事が必要になる為、後から位置を変えたり照明の数を増やすことが出来ません。基本的には、新築時やリフォーム・リノベーション時の工事で設置することになりますので、インテリア・間取り・日当たりに合わせてしっかりと照明計画を立てることが大切です。
使用場所の例:LDK・寝室・書斎など -
デザイン性が高いペンダントライト
ペンダントライトは、天井からコードなどで吊り下げるタイプの照明です。吊り下げられている分、照明の位置が低くなるので、ペンダントライトの下や机など限られた空間を照らすのに適しています。ダウンライトと同様に、補助照明として使用されることが多いです。
他の照明器具に比べデザイン性が高いので、空間のアクセントとなり吊るすだけでおしゃれな雰囲気に仕上がります。部屋の印象に大きな影響を与えるので、テイストやフォルムなどのインテリア性を考えながら選ぶといいでしょう。
ペンダントライトを取り入れる際の注意点としては、大きさと高さです。低く設置すると照明に頭がぶつかってしまいます。逆に高く設置すると手元が暗くなったり、ペンダントライトのデザイン性がなくなってしまいます。最初は目線より少し高いところで設置し、光・部屋のバランスで高さを変えたい場合はコードリールやアジャスターで調整できるようにしておくことをおすすめします。
使用場所の例:ダイニング・キッチン・書斎・吹き抜けなど -
種類豊富なブラケットライト
ブラケットライトは、壁面に取り付けるタイプの照明です。こちらも補助照明として使用され、一般的に廊下・階段やリビングの光が不足している場所に使われます。照明の設置にスペースを必要としないので、外壁や玄関ポーチなどの屋外で設置されることも多いです。
ブラケットライトは、空間を照らすだけではなく壁や天井に映る影を楽しむことができます。例えば、絵画を壁に掛けたりすると「陰影」ができ空間をおしゃれに魅せてくれます。また、デザイン・サイズの種類が多いのも魅力です。照明そのもののデザイン性が高いのでインテリアの一部として活用することができます。シンプルになりがちな壁のワンポイントにもなり華やかな印象に変えることができます。
設置の際は、配線を壁の内側に収めるため原則電気工事が必要です。ただし、工事が不要のコンセントタイプもあるので、定期的にライトを取り替えたい方や大掛かりな工事を避けたい方にはコンセントタイプがおすすめです。
使用場所の例:リビング・玄関・廊下・階段・外壁・玄関 -
スタイリッシュな印象のスポットライト
スポットライトは、その名の通り、光源を向けている方向に集中的に光を当てて、一定の場所を照らす照明です。他の照明器具と組み合わせて部屋の照明として利用することが一般的です。
スポットライトは、1カ所に集中して照らすので絵画やインテリア雑貨をおしゃれに照らす使い方もおすすめです。また、複数のスポットライトを向きを変えて取り付けたり、壁や天井に向けて間接照明にしたりすることで空間に立体感やメリハリを付けることができます。
スポットライトは主に2方法の取り付け方があります。
1つ目は、引っ掛けシーリングに取り付ける方法です。引っ掛けシーリングを隠すカバーがつき、天井から少し浮いたレールにいくつかスポットライトがついているデザインが一般的です。シーリングタイプのスポットライトは、部屋に取り付けられている引っ掛けシーリングを利用するので、工事の必要がなく、賃貸・マンション・建売住宅でも取り入れやすいです。ただし、引っ掛けシーリングがある場所にしか設置できない為、設置場所が限られてしまうので注意が必要です。
2つ目は、ダクトレールに取り付ける方法です。ダクトレールは、1本のバー上の配線器具に照明を取り付けます。シーリングライトとは異なり、好きな場所に自由な長さ・形を選ぶことが可能な為、照らしたい場所が狙いやすくなり、より明るい光で照らすことができます。さらに、レールと天井の間に隙間ができないため、すっきりした印象に仕上がります。ただし、照明の取り付けは工事が必要となるので、基本的には新築・リフォーム・リノベーション時に設置することになります。また、ダクトレールには取り付け可能な重量・ワット数が決められているので、設置前に確認をして照明計画を行うようにしましょう。
使用場所の例:LDK・吹き抜けなど -
まとめ
今回は、照明の光や種類について説明いたしました。人気で選ばれやすい照明をご紹介しましたが、照明の種類はとても多く、今回ご紹介した照明以外にも実用的でおしゃれな照明はたくさんあります。お家づくりをされる際には、テイストや用途を確認した上で失敗のない照明計画を行いましょう。
HOLIDAYSでは、お客様のライフスタイルにあったお家づくりのお手伝いをさせていただいております。照明1つ1つにもこだわり、ご提案させていただきます。高い性能とデザインを両立した住宅が叶えられますので、家づくりを検討されている方は是非お近くのスタジオにお越しください!!