シューズインクローゼットの活用方法はこれ!おしゃれな実例4選と間取りづくりのポイント
2024年01月27日
2024年06月20日
玄関は綺麗にスッキリ見せたいのに靴が多くて収納に困る…下駄箱に収まりきらなくてどうしようかお悩みの方必見!
今回のコラムではシューズインクローゼットの収納方法やお洒落な実例も紹介します。
お家づくりでお悩みの方は是非ご覧ください。
CONTENTS
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シューズインクローゼットとは
シューズインクローゼットとは玄関周りで使うもののみならず様々なものを収納する事ができる玄関と隣接した収納スペースです。
SICと略されることも多く、室内のクローゼットなどとは違って靴を履いたまま片付けれるのも大きな魅力です。
【シューズインクローゼットの種類は?】
シューズインクローゼットには大きく分けて2種類あります。
ウォークイン
タイプ
寝室などに設置されるウォークインクローゼットと同様です。出入り口は一か所で玄関横に作られることが多いです。
収納力が高く、靴だけでなくアウトドア用品やベビーカーなどを収納できる大きさが主流です。
ウォークスルー
タイプ
玄関側と室内側にあり出入り口は二か所あります。
玄関から収納スペースを通り抜けて室内へ入ることができ、回遊性に長けています。
生活動線上に収納がある為、靴をしまってそのまま室内へ移動できるのが大きな長所です。 -
シューズインクローゼットのメリットデメリット
メリット
下駄箱よりもたくさんの収納量を確保できる
玄関空間で靴の収納場所に困ることは多々あります。通常の下駄箱だと高さや幅にも限りがあり玄関空間がスッキリとした印象にならないこともあります。シューズインクローゼットは下駄箱よりも収納量が多く沢山収納ができるといった点が大きなメリットともいえます。
靴以外にも多種多様なものを収納できる
棚の大きさや仕切りの位置を工夫する事で、アウトドア用品やベビー用品など靴だけでなく様々なものを収納する事ができます。
防災グッズの置き場に適している
普段使わない防災用品は押し入れやクローゼットの奥に収納する方が多いと思います。しかし災害時ものが落ちてきて押し入れが開かなくなることや奥に収納しすぎて取り出したいときになかなか取り出せないといったケースがでてきます。玄関横のシューズインクローゼットに収納しておく事で取り出しやすく、靴を履いたままでも取り出し可能なので怪我をする確率も減り迅速に避難する事が出来ます。
デメリット
湿気や臭いがこもりやすい
靴をたくさん収納すると、どうしても湿気や臭いが気になってしまいます。また夏場は汗を多くかくのみならず、湿気などで余計に匂いが気になってしまうので、換気システムや開閉可能な窓を設置するのをおすすめします。
一階の床面積が狭くなる
玄関横に一部屋あるようなイメージなのでどうしても床面積は狭くなってしまいます。家のつくりによっては圧迫的に見えないデザインや室内窓を設置するなどして、視覚的に狭く見えづらい設計にする必要も出てきます。 -
シューズインクローゼットの間取りづくり【3つのポイント】
シューズインクローゼットの間取りを考える時に気をつけたい3つのポイントをお伝えします。
ポイント① 家族の人数や収納したいものを考える
シューズインクローゼットは靴だけでなく、ライフスタイルに合わせて様々なものを収納することが出来ます。
<アウトドアが好きな方>
ボードやキャンプ用品などの外で使用するものを玄関横のシューズインクローゼットに収納する事でクローゼットや押し入れなどから持ち運ぶ手間が省けるほかにも雪や土などを室内に持ち込まずに収納する事が出来るのでとても便利です。
<小さなお子様がいる方>
ベビーカーや外遊びのおもちゃなどを収納する事で片付けがとても楽になります。
靴のまま収納できるので帰ってきてそのまま片付けることができ、室内からの出し入れがないといった点でとてもおすすめです。
<その他にも>
傘やレインコートなど、雨に濡れて乾かしたいものやゴルフバックや車用品など大きくて場所を取るものを収納するのも最適です。
ポイント② 動線を意識して配置する
シューズインクローゼットをどのように設置するかはご家族ごとによって変わります。例えば食料品などを買った際にベビーカーを持っていると大変だという話をよく耳にします。
そのような場合はシューズインクローゼットからそのままパントリーへ繋がるような動線にして食材もベビーカーも同じ動線で片付けるといった間取りづくりが必要になってきます。
他にもシューズインクローゼットから洗面台に行く動線を繋げる事で帰宅してすぐに手を洗う事が出来るのでおすすめです。
ポイント③ プライバシーを確保する
オープンタイプのシューズインクローゼットの場合、動線には長けているが玄関を開けてすぐに収納してあるものが見えてしまうといったこともあります。最近では置き配なども増えてきており玄関先に人が来ることは少なくなってきましたが、いきなり来客があった際は収納をどうするべきか困ってしまいますよね。
オープンタイプの場合はロールスクリーンやレースを付けるなどして収納を見えないようにすることも大切です。
また、ドアがない代わりに靴などの匂いが玄関に広がってしまう事もあるので適度な換気システムを使用するなど匂い対策をした方が良いかもしれません。 -
おしゃれなシューズインクローゼットの実例4選をご紹介
アーチ状のデザイン垂れ壁が印象的なオープン収納のシューズインクローゼット家族構成:ご夫婦+お子様2人
間取り:3LDK
タイプ:ウォークイン
シンプルで無機質な雰囲気の中に、テラコッタ色の木柄が映えたデザイン性の高いお家の実例です。
【画像の施工事例を見る】
シンプルながらも収納力抜群のシューズインクローゼット家族構成:ご夫婦+お子様
間取り:3LDK
タイプ:ウォークイン
好きなものに囲まれ、アウトドア趣味を楽しめるようデザインにこだわったオシャレな実例です。
【画像の施工事例を見る】
ウェットスーツやアウトドア用品も収納できる広々シューズインクローゼット家族構成:ご夫婦
間取り:4LDK
タイプ:ウォークスルー
ラップサイディング・サッシまわりのモール・ガバードポーチが魅力的な、カリフォルニアテイストの平屋実例です。
【画像の施工事例を見る】
洗面脱衣室まで続く回遊性の高いシューズインクローゼット家族構成:ご夫婦+お子様2人
間取り:4LDK
タイプ:ウォークスルー
ファミリークローゼット、脱衣室、お風呂へとつながる帰宅後に便利な動線回遊性の高い間取りを実現した実例です。
【画像の施工事例を見る】 -
まとめ
今回はシューズインクローゼットについてご紹介しました。
靴だけでなくお客様のニーズに合った様々な種類のものを収納できるだけでなく、毎日の暮らしが少し楽になるような動線もあり間取りを考える中で一つの候補になった方もいるのではないでしょうか。
シューズインクローゼットだけでなく家の間取りは毎日生活してく中でとても重要になってきます。
HOLIDAYSではお客様ひとりひとりの希望やニーズに合わせた家づくりを行っております。
家づくりでお悩みの方は是非一度ご来店くださいませ。