間取り設計の前に知りたい!おしゃれな階段の種類やデザインをご紹介
2020年07月24日
2024年06月14日
皆さんは普段何気なく使っている階段の種類について考えたことはありますか?
階段は、階と階をつなぐ大切な通路で、階段の種類や配置によって生活動線が変化するため、暮らしの快適さを左右するポイントの一つとも言えます。
また、階段ひとつでも最近ではいろいろな形や素材があり、オシャレなお家に見せることもできます。階段は毎日使用するもので、目にとまりやすいのでデザイン性と実用性を両立させたいものです。
そこで今回は階段の種類とデザインについてご説明させていただきます!是非お家づくりの参考にしてみてください!
CONTENTS
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階段の種類
階段の種類はその形によって、大きく4種類に分けられます。
それぞれに特徴があり、安全性や、上り下りのしやすさ設置費用が異なってきます。
まずは階段の種類からご紹介いたします。
▶直階段
1番ポピュラーなのが直階段です。その名の通り、下階から上階までを一直線で結ぶ階段です。折れ曲がることがないため、縦に長いスペースが必要になります。
上り下りのテンポが変わらないため転倒しにくく、家具の搬入等がしやすいのがメリットです。一方で、転倒しにくいとはいえ一度足を踏み外すと下まで一気に落ちてしまう危険性があります。
掴みやすい位置に手すりを設置したり、勾配に注意して設計すると安全性が高まります。
▶かね折れ階段
かね折れ階段は途中でL字に折り曲がり、90度向きが変わる階段のことをいいます。
直階段に比べ下まで落ちてしまう心配はありませんが、踊り場や斜めになった階段部分はほかの段と面積が違い、踏み外しなどの原因になることがあります。
▶折り返し階段
かね折れ階段をもう一度曲げてU字型(またはコの字型)に折り返されている階段のことをいいます。
かね折れ階段よりもさらに広い面積を必要としますが、踊り場に十分な広さが生まれます。また、上がるところとたどり着くところが一緒なので間取りを考えやすいです。
途中で180度折れ曲がるので、大型家具の搬入が少し大変なことがデメリットにあがります。
▶らせん階段
文字通り、らせん状に上り下りをする階段です。らせん階段の最大のメリットはデザイン性に優れていて、オシャレで個性的な雰囲気を楽しむことが出来ることです。
また狭いスペースに設置でき配置場所に自由度があります。しかし、形状が複雑な分コストが高く、ステップの中心に近いほど踏むスペースが狭くなるので足もとに注意が必要になります。 -
階段のデザイン
次にデザインについてのご紹介です。
階段のデザインは大きく分けて2種類ございます。
▶オープン型階段
オープン型階段は、一言でいうと踏板だけの階段のことを言います。オープン型階段はストリップ階段やスケルトン階段とも言われています。
オープン型階段にした場合、視界を遮るものが少なくなるので開放的な空間に出来るのが1番のメリットです。
段と段の間に隙間があるので、部屋の中に光をとりいれることが出来るほか、窓側にも階段を設置することが出来ます。
しかし、隙間が多い分落下の危険性が高まってしまいます。なによりコストがかかるのがデメリットといえます。
▶箱型階段(木製階段)
箱型階段とは1番ポピュラーな木製の箱型階段のことをいいます。
名称通り、箱が積み重ねたように見え、踏板と蹴り込み板で箱のように階段が覆われることからこのように呼ばれています。
箱階段は階段下のスペースを収納場所やトイレとして活用することができ実用性が高いです。
また、他のデザインに比べリーズナブルに作れるというのもメリットです。
同じ種類の階段でも、デザインで大きく見た目や機能性が変わってきます。
お部屋を広く見せたいということであれば、オープン型を取り入れることで、空間を広く感じることができますし、機能性を重視したい、空間よりも収納を増やしたいということであれば、箱形階段にするのがいいかと思います。
各家庭の生活スタイルに合わせて検討してみてください。 -
リビング階段のメリットデメリット
リビング階段とは、その名の通り、リビングに取り付ける階段のことをいいます。
家づくりのなかでリビング階段を検討する方も多いかと思います。
リビング階段の家は階段がリビングにあるので、お部屋のある2階へ行くのには必ずリビングを通る間取りとなるのが特徴的です。
また、リビング内に階段がある為、同じ広さの家でもリビングが広く見えるという視覚効果もあります。
他にも下記のような特徴が挙げられます。
メリット
・家族が顔を合わせる機会が増える
・リビングが広く見える
・明るい階段になる
・家族の気配を感じられる
デメリット
・家族が顔を合わせる機会が増える
・冷暖房の効率が悪い
・1階と2階の生活音が響きやすい
・料理などのにおいが漂いやすい -
まとめ
階段を設置するだけでも、どこに設置するのか形やタイプはどのようなものがいいのか、事前に考えておくとスムーズに間取りなど決めていくことが出来るかと思います。
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