憧れのガレージハウス!ビルトインガレージの魅力とは?!
2023年07月28日
2024年06月13日
住宅の内部に駐車スペースを組み込む「ビルトインガレージ」。住宅の1階部分を活用するビルトインガレージは、スッキリとしたおしゃれな見た目から憧れる方も多いのではないでしょうか。以前から車、バイクが好きな方からは趣味を愉しむことができる家として人気ですが、近年では、限られた土地面積でも駐車スペースを確保できることからビルトインガレージを取り入れるご家庭が増えています。
そこで今回は、ビルトインガレージの特徴と活用方法についてご紹介します。家づくりを検討されている方は是非参考にしてみてください!
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ビルトインガレージとは?!
ビルトインガレージは、駐車スペースを建物の内部に設置するのが特徴です。基本的に住宅の1階部分に設計され、住宅と同じ建物内に車を格納することができ「インナーガレージ」とも呼ばれます。
ビルトインガレージは、1階は駐車場として、2階以上の空間を居住用にするなどといった取り入れ方ができ、限られた土地面積を有効活用することが可能です。特に日本の都心部は、比較的土地が狭いという理由からビルトインガレージを選択をする家庭も多いです。また、ガレージの入り口にシャッターを取り付けることができるので外から見えないようにしたり、ガレージを駐車場ではなく趣味部屋やDIYの作業場スペースとして使用したりと幅広い選択ができることも魅力の一つです。
【ビルトインガレージに必要な広さの目安】
1台:5坪程度 2台:8~10坪程度
奥行きは6m前後、高さ2m以上
車1台に対する寸法は上記の通りです。ただし、あくまでも目安となりますので、ビルトインガレージを設置する際は、事前に車種、駐車する車数、用途によって考えましょう。また、車のドアを開け閉めすることや人が歩けるスペースを含め、余裕をもった広さを確保するようにしましょう。ビルトインガレージのメリット
●車を守ることができる
車を野外駐車場に停めていると、雨、風、紫外線の影響を受けやすく劣化が進みます。しかし、ビルトインガレージは建物内に車を停めることができるので雨、風、紫外線の影響を避け、綺麗な状態の車を長く保つことができます。また、天候だけではなくいたずらや盗難などの被害から守ることもできるので、セキュリティの面でも安心です。
●家から直接出入りできる
ビルトインガレージは建物内に組み込まれているため、天候が悪い日でも雨に濡れることなく車への乗り入れができます。特に小さなお子様のいるご家庭や、車いすや介護を必要とする人にとっては、ゆっくりと車の乗り降りができますし、車から室内へ出入りする移動もスムーズです。また、ガレージからパントリーやキッチンに繋がる間取りにすると、買い物をした荷物などを楽に運び込むことができます。
●駐車以外のスペースとしても使える
ビルトインガレージと聞くと車を停めるスペースと思われる方も多いですが、実は駐車するだけの用途ではなくご家庭の趣味や生活スタイルに合わせた空間づくりが可能です。例えば、BBQをしたり、DIYスペース、小さなお子様の遊び場、ゴルフなどの練習スペース、プロジェクターを設置してシアタールームにするなどアイディア次第で様々な使い方ができます。土地面積に限りがあってもこのようなスペースを上手く活用することで、家時間をより愉しくすることができます。ビルトインガレージのデメリット
●排気ガスの対策が必要
建物内でエンジンをかけることになるので、排気や臭気が気になることがあります。ガレージ内に排気ガスが充満すると体調不良を感じたり、排気ガスが居室に流れてしまうこともありますので、換気扇を設置するなど換気対策を行いましょう。
●振動が気になる
エンジンをかける際、車が出入りする際に音や振動が住宅内に響きやすいです。特にインナーガレージの真上にあたる部屋は、振動がダイレクトに響きますので、寝室を避けるなど間取りを工夫する必要があります。またシャッターを取り付ける場合は開閉音も響きやすいです。シャッターを取り付ける場合は、静音タイプを選ぶことをおすすめします。
●コストがかかる
ビルトインガレージの設置は、野外に駐車場を設けるよりもコストがかかります。ガレージの大きさや仕様により金額に変動が生じますが、一般的に200万円~400万円程かかります。ビルトインガレージの設置は、家を建てる上で必ず必要な設備ではないので、本当に必要なのか家族で検討しましょう。ビルトインガレージのアイディア①
ここからは、HOLIDAYSの施工事例を交えながらビルトインガレージ採用のアイディアをご紹介します。
【多目的スペースを取り入れた上質なガレージハウス】
土地の高低差を活かしたガレージハウス。ご主人様たっての希望でガレージを導入いただきましたが、当初は費用の面で奥様が導入を迷われていたようです。しかし、いざ生活を始めると、雨の日には濡れずに車から家の中まで移動できることや、車をガレージの外に移動させフリースペースとして使用できる点など、ビルトインガレージの便利さに満足いただけました。また、インナーガレージの天井部分と2階フロアの間を活用した、1.5階に相当する多目的スペースを設けており、限られた面積を無駄なく活用した事例となっています。ビルトインガレージのアイディア②
【アウトドアを楽しむ二世帯三階建てのビルトインガレージ】
四世代が住む完全分離型二世帯住宅にビルトインガレージを採用しました。3階建てにすることで、1階部分にガレージ用の広さが確保でき、ガレージとは別に外にも駐車スペースを設けているので来客の際も安心です。ガレージから車を出せば、アウトドア好きのご家族で趣味を愉しめるスペースとして活用できます。玄関を完全に分け、階段を利用しなくて済む1階は祖父母と母が暮らす空間になっており、騒音が気にならないようガレージとLDK、寝室が隣接しないように工夫した間取りです。ビルトインガレージのアイディア③
【趣味を愉しむガレージ倉庫があるお住まい】
1階部分に趣味スペースとしてガレージ倉庫を設計したお住まい。玄関から繋がるガレージ倉庫は、趣味用のスペースだけでなく、友人との時間を楽しむこともでき、まるで秘密基地のような空間です。コンクリートの床、ブラック天井、OSB合板の壁で仕上げたオリジナルのガレージ倉庫は、水道も完備されているので使い勝手も抜群。このスペースの上部は、ガレージ倉庫の屋根部分を活用した広いバルコニーになっており、プライバシーが考慮された設計です。性能が高い自由設計の家づくりはHOLIDAYSにお任せください!
今回はビルトインガレージの特徴と活用方法についてご紹介しました。ガレージといっても、車の駐車スペースだけではなく、様々な活用方法があります。ビルトインガレージを設置することで、きっと家時間の愉しみも広がります。ガレージハウスに憧れる方も多いかと思いますが、理想の間取りや予算をふまえた上でご家庭にあったガレージの設置を行うことが大切です。
HOLIDAYSでは、お客様の趣味やライフスタイルに合わせたお家づくりのご提案をさせていただきます。高い性能とデザインを両立した住宅が叶えられますので、家づくりを検討されている方は是非お近くのスタジオにお越しください!!