オシャレな注文住宅!-和モダンハウスの魅力と特徴-
2023年05月22日
2024年06月14日
家づくりを検討される際に重要なのがデザインテイスト。どのようなデザインにしたいのかを決めることで、家の雰囲気が大きく変わります。また、デザインテイストを決めることで、内装材やインテリアを選びやすくなります。
今回は「和モダンハウス」についてご紹介します。和モダンハウスとは、日本の伝統的な住まいの要素と現代的なデザインや機能性をかけ合わせたお住まいとなっており、近年人気を集めています。
このコラムでは、和モダンテイストの特徴や建築する際のポイントなどをお伝えします。家づくりをご検討されている方は是非参考にしてください。
CONTENTS
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和モダンハウスとは
和モダンハウスとは、その名の通り伝統的な和のテイストと現代的なモダンなテイストをかけ合わせた住宅のデザインのことをいいます。シンプルで洗練されたデザインとなっており、流行に左右されることなく、いつまでも古さを感じさせないのが大きな魅力です。
畳や障子、自然素材を取り入れながらベッドやクローゼット、カーテンなど従来の家にはみられない洋風なアイテムを組み合わせることで和モダンハウスにすることができます。和モダンハウスには明確な定義はなく、和と洋のバランスもライフスタイルや好みによって異なります。
両方の魅力を取り入れた幅広い内装デザインを楽しむことができるため、和と洋のどちらのテイストも取り入れたお住まいにしたい方におすすめです。 -
特徴① 外観
■屋根
和モダンハウスでは次のような屋根がよく使用されます。
・寄棟屋根:4方向に向かって傾斜のある屋根。高さが抑えられ、重量感のある印象になります。
・片流れ屋根:一方向に傾斜のある屋根。シンプルでシャープなデザインです。
・陸屋根:傾斜のない平らな屋根。平屋根とも呼ばれます。
・大屋根:2階から1階など複数の階にまたがったデザインの屋根。
■外壁
黒、濃い茶色、ダークグレーなどの落ち着いた色がよく使用されます。和の雰囲気を残しつつもスタイリッシュテイストに寄せたデザインが人気です。
■軒や庇
軒や庇は古くから家づくりで使用されており、日本の伝統的な家の象徴の1つです。モダンな外観のテイストであっても、軒や庇を取り入れることで一気に和の風格を感じられるお住まいが完成します。
■庭
シンプルで直線的な空間の中に細かな石を敷き詰めたり、庭木や花草を植えたりなどといった和の要素を取り入れたデザインが人気です。植物は日本ならではの四季の移り変わりも楽しむこともできるため、シンボルツリーになるような庭木を植えることもお勧めです。 -
特徴② 内装
■天井
和モダンハウスではシンプルな天井に加え、次のようながデザインがよく使用されます。
・折上天井:構造部位としての梁を露出し、天井を高く仕上げている天井
・網代天井:木や草や竹などの植物を薄く加工したものを材料として平面状に編み、それを天井材として使用した天井
・船底天井:天井の中央部分が両端より高く、勾配がついた天井
・現し:天上板をあえて貼らず、柱や梁などの構造体を見せるデザイン
■自然素材を取り入れる
自然素材を取り入れたデザインが多く見られます。漆喰や無垢の木材は古くから日本家屋に使用されているため、取り入れることで自然の温かさを感じられるお住まいが完成できます。
■間取り
和室や畳スペースを取り入れた間取りは和モダンハウスにぴったりです。近年の畳はヘリのないものや2色使用したお洒落なものなど、モダンな雰囲気にも馴染みやすいアイテムが多くなっています。
■インテリア
フローリングやドア、カーテンなどLDKでは特に洋の要素が強く、モダンに寄ってしまいがちです。そのため、背の低いインテリアを使用することや直線的なデザインを意識することで開放的で落ち着きのある空間が完成します。
■色
内装では日本の伝統色であるアースカラーを使用することが多いです。具体的にはベージュやグレー、白、黒、緑、えんじ色、藍色などがあります。和モダンでよく使用される畳や土壁などとも相性が良いため空間にまとまりを持たせることができます。 -
抑えておきたいポイント・注意点
■和と洋を同じ空間に取り入れる
和モダンを作る際には、和と洋の要素を同じ空間に取り入れることをお勧めします。両方の要素が混在することで和モダンの魅力を引き立てることができます。しかし、両方の要素を入れすぎるとごちゃごちゃした印象にもなるため、シンプルを意識してみると良いでしょう。
■メンテナンス
木材や漆喰、和紙などの自然素材を多く使用する場合では、通常の家とは違った手入れが必要になることがあります。湿気に弱かったり、カビが生えやすかったりする場合もあるので、使用する際はメンテナンス面についても事前に把握しておくと安心です。
■防音・プライバシー
障子や襖はドアよりも音漏れしやすいので、隣接している部屋の音が気になってしまうことも考えられます。気になる方は防音壁なども視野に入れることをお勧めします。
■家具の色
和モダンハウスでは外装・内装だけではなく家具の色にも注意する必要があります。内装をアースカラーで統一した場合、ビビットカラーは浮いてしまう可能性があります。 -
まとめ
今回は和モダンハウスについてお話しました。
和モダンハウスは和と洋のそれぞれの良さを取り入れた魅力的なお住まいです。自然素材を用いることが多いため、室内にいながらも自然を身近に感じられるようなお住まいが実現できます。
モダンなデザインをベースに和の要素を、和のデザインをベースに洋の要素を組み合わせるなど、バランスや取り入れるデザインの種類や組み合わせによっても印象は大きく変わってきます。
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