階段下のスペースをどう使う?活用アイディア4選!

2024年06月14日

階段下のスペースをどう使う?活用アイディア4選!

家づくりで多い階段下スペースのお悩み。
デッドスペースになりがちな階段下スペースをどのように活用したらいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
階段下スペースは言葉の通り階段下にできた空間のことで、階段の段数が上がるにつれて高さが出ます。階段下は階段の設置場所、形状によって空間の広さや天井の高さが異なり、使い方次第で逆に不便さを感じてしまうことがあります。
そこで今回は階段下スペースの活用アイディアやポイントを事例を交えてご紹介します。家づくりを検討されている方は参考にしてみてください!

  • ①階段下に収納スペースを!

    ①階段下に収納スペースを!

    最初にご紹介するのが、階段下収納としての活用方法です。デッドスペースを有効活用でき、家の収納スペースが増えるので片付けが楽になります。

    こちらは、階段下スペースに大きなクローゼットを設けた事例です。 洗面脱衣室からもリビングからもアクセスしやすく効率良く物の出し入れができます。また、収納スペースに高さ・奥行きが十分にあるので豊富な収納量を確保することができ、スッキリとした空間を保てます。リビング・洗面所で使用する物のストックや家電などの収納にピッタリです。

    階段下スペースはご家庭によって広さ・高さ・奥行きがさまざまなので、収納物のサイズを考えなければなりません。高い場所には取り出す頻度が少ない物、低い場所には引き出し棚などを設置すると物の出し入れがしやすくなります。奥行きがある場合は、引き出しやキャスター付きのアイテムを上手く使うことで、奥の方に置いてある物の出し入れを助けてくれます。また、階段の設置場所によって収納する物を決めておくと出し入れがしやすく効率の良い生活ができます。リビングイン階段の場合は、リビングで使う物や日用品のストックに便利です。ホール階段の場合は、家電や洗面・玄関で使う物のストックをする場所として活用できます。
    階段下を収納スペースにする際は、収納する物の大きさ・使う頻度・用途を明確にし、空間の形状に合わせた収納計画を立てましょう。

  • ②ワークスペースの設置に!

    ②ワークスペースの設置に!

    次にご紹介するのは、最近人気の高いワークスペースとしての活用方法です。造作のデスクを設置して、リモートワーク・スタディコーナー・書斎として利用することができます。

    こちらは、リビングイン階段の下にPCスペースを設けた事例です。 リビング内にPCスペースを設けることで、ちょっとした仕事や作業にすぐに取り掛かることができます。また、空間の幅に合わせて造作テーブルを設置しているので無駄なスペースが発生しません。階段下スペースの形状に合わせて空間を上手く活用していますね。

    リビングイン階段下へのワークスペースの設置は、家族で共有して使用できたり、お子様の様子を見守りながら仕事ができる点がメリットです。
    しかし、階段下は人が上り下りする音や振動が気になってしまう方もいます。集中して作業をする時は部屋を使用し、ちょっとした作業をする時は階段下スペースを使用するなど、時間や内容に応じて使い分けるといいでしょう。

  • ③トイレにすることも可能!

    ③トイレにすることも可能!

    階段がリビング外にある場合はトイレにする活用方法がおすすめです。デッドスペースを有効的に使用でき、コンパクトな間取りに仕上げることができます。

    こちらは、ホール階段下にトイレを設けた事例です。 画像後方を見ていただくと、階段形状によって天井が少し低くなっているのが分かりますね。トイレの立ち座りに影響はなく、前方は天井高があるので圧迫感を感じることなく利用できます。また、小さな窓を設置したことで暗くなりがちな階段下に採光をとることができます。

    階段下をトイレにする際は、事前に天井の高さを確認するようにしましょう。特に男性は立って使用する方もいるので、空間内の幅や天井の高さに不便さを感じる場合があります。トイレは必ず階段下に設置しないといけないわけではないので、狭い・天井が低いと感じるようだったらトイレ以外の用途で活用する方が良いでしょう。

  • ④テレビ配置に利用!

    ④テレビ配置に利用!

    最後にご紹介するのが、テレビを置くスペースにする活用方法です。リビングイン階段の場合は、テレビを配置してデッドスペースをなくすことができます。

    こちらは、リビングイン階段の壁を活用し壁掛けテレビを設置した事例です。 階段側面の幅にテレビが綺麗に収まっています。壁にはアクセントクロスを用い、階段の一部を見せることでデザイン性の高いテレビスペースに仕上がりました。こちらの事例のように階段下スペースに高さがない場合は、階段側面の壁を活用する方法があります。

    階段下にテレビを設置する際は、階段の形状や高さに合わせた配置をすることが大切です。階段下のスペースが十分にとれないままテレビを設置してしまうと、かえってテレビが見づらくなってしまうこともあります。階段の上がり始めの位置を変えたり、階段の側面に壁を設ける工夫をすることで階段前への設置が可能になることもあります。 配置の場所に関わらず、事前にテレビのサイズを確認した上でベストな配置場所を決めましょう。

  • まとめ

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回は階段下スペースの活用アイディアをご紹介しました。

    階段の設置場所・形状・階段下スペースの天井の高さ、空間の広さによってさまざまな活用方法があります。階段下スペースを有効活用することで、家事の効率が良くなり生活の質が上がります。ご自身の生活スタイルに合わせて、階段下スペースの活用について考えてみてください。毎日の生活がより快適になるのではないでしょうか。

    弊社では自由設計の強みを活かし、お客様のご希望に合わせた最適な間取りのご提案をさせていただきます。
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