真似したい!おしゃれな土間活用
2022年11月15日
2024年06月14日
家づくりをするにあたってよく目にする「土間」。土間と聞くと昔の家いうイメージを持たれる方も多いかと思いますが、最近は家庭の暮らしに合わせて家に土間を取り入れる事例も多くみられます。土間を取り入れることで、毎日の生活がより便利になったり空間をおしゃれに魅せてくれます。
最近は、+αで実用的な使い方ができるように土間を設置する方が多くなってきています。
そこで今回は、土間活用のアイディアやポイントを事例を交えてご紹介します。是非お家づくりの参考にしてください。
CONTENTS
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土間ってどんな空間?
土間とは家の中で土足で過ごせる空間を指し、屋外と屋内を繋ぐような役割をしています。
昔の日本の家では、農作業の道具、農作物の下準備や保管をするスペースとして土間を使用していました。また、炊事・洗濯をするスペースとしても使用されており、生活空間と家事空間をはっきりと分けていました。
そんな昔の日本家屋の特徴であった空間が、最近の家でも積極的に取り入れられています。現代では、ご家庭の生活スタイルに合わせて付加価値を付けた土間づくりがされており、季節物・アウトドアグッズの収納・趣味を愉しむ空間として、おしゃれで実用的な土間が注目されています。
ここからは、生活スタイルに合わせて付加価値を付けた土間の取り入れ方についてアイディアやポイントをご紹介します! -
①土間収納の設置
土間採用で一般的なのが、玄関を広くする「土間玄関」。収納スペースの確保としてシューズインクロークを土間の一部に設置する方が増えており、靴を履いた状態で出入りできるので便利です。
玄関は物が溢れ生活感が出やすい場所の一つです。
大容量の収納機能を備えた土間収納を設置すれば、きれいでスッキリとした玄関をを保てます。土間収納は、靴以外にも自転車、アウトドア用品、趣味用具、ベビーカーなど大きいサイズのアイテムも十分収納できます。 -
②趣味のスペース
次にご紹介するのが、趣味を愉しむスペースとしての活用方法です。室内でありながらも外の空間として使用できる土間の特徴を生かして、趣味スペースとして取り入れる方が多くなってきています。
こちらは、玄関の一部に趣味空間を設けた事例です。玄関の一部に広めの土間を設計し、ご主人様が趣味を愉しめるよう植物菜園スペースを設置しました。さらに、天窓を採用したことで開放的で、植物栽培に適した空間づくりがされています。
植物の栽培やアウトドア関連の趣味は、汚れなども気になり室内で作業をすることに抵抗がありますが、外と繋がった玄関で作業をすれば掃除もしやすく汚れなども気になりません。また、天候に左右されず作業をすることができるので、好きな時に趣味を愉しめる点もメリットです。 -
③2way玄関
ここで紹介するのは、動線を意識した玄関づくりへの活用方法です。最近では、普段家族で使用する"家族動線"と、来客時にお客様が通る"来客動線"を分ける家が多くなってきています。動線を意識した玄関づくりには、広めの土間スペースが重宝されます。
こちらは、玄関に長い土間スペースを持たせた事例です。来客用と家族用の動線を分けており、家族はシューズクロークを横切り入室できるように設計されています。玄関は生活感が出やすい空間ですが、2way動線を取り入れることで来客動線を綺麗な状態に保つことができる為、急な来客の際も困りません。また、家族動線に手洗い洗面などの設置をすれば帰宅してすぐに手洗いをすることができ、花粉やウイルスを家のなかに持ち込まず衛生的です。2way動線は、工夫を凝らせばとても便利で魅力的な間取りになります。 -
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は最近人気の土間活用についてご紹介しました。
土間は生活をする上で絶対に必要ではなく、家づくりをする上で+αで取り入れる空間です。土間を取り入れることで、よりおしゃれな空間になったり、より暮らしやすい家にすることができます。使用目的により設計場所や広さは異なるので、様々な土間のカタチがあります。ご自身の生活スタイルに合わせて、オシャレで暮らしやすい土間を考えてみてください。家づくりの幅がぐっと広がるのではないでしょうか。
弊社では自由設計の強みを活かし、お客様のご希望に合わせた最適な間取りのご提案をさせていただきます。
ご興味ございましたら是非お近くのスタジオにお越しくださいませ。