高気密・高断熱ってどんな家?

2024年02月09日

高気密・高断熱ってどんな家?

家づくりをする中でよく目にする「高気密・高断熱」という言葉。
近年の家づくりにおいて基本的なワードとなってきていますが、みなさんは「高気密・高断熱の家」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
そもそも「高気密・高断熱」とはどのような家なのでしょうか。

そこで今回は、高気密・高断熱についてご紹介いたします。
家づくりを検討されてる方は、ぜひ参考にしてみてください♪

  • 高気密・高断熱の家とは?

    高気密・高断熱の家とは?

    そもそも高気密・高断熱の家とはどのような特徴があるのでしょうか。
    まずは、高気密・高断熱の家の特徴についてお伝えいたします。

    ●高気密
    高気密住宅:精度の高い建築部材などを採用し、外と家の隙間をできるだけ少なくした気密性が高い家

    建物のわずかな隙間から空気は出入りします。高気密の家は、家の中の空気を逃がしにくく保温性を高めてくれます。
    エアコンで冷やした涼しい空気や暖房で暖めた空気を維持し、室内の温度を一定に保ってくれるので快適な空間での生活ができます。

    ●高断熱
    高断熱住宅:外壁と内壁の間に断熱材や断熱性の高い窓を採用し断熱性を高めた家

    外気は壁や窓を通して家の中に入ります。高断熱の家は、外気からの影響を受けにくい性能になっているので、家の中の温度が外気に左右されにくくなります。
    そのため、夏涼しく、冬暖かい家の実現が可能です。

  • 高気密・高断熱の家 メリット

    高気密・高断熱の家 メリット

    ここまでは、高気密・高断熱の家についてご紹介いたしました。
    ここでは、高気密・高断熱の家に関するメリットについてお伝えいたします。

    ■1年中快適な住環境で生活ができる
    高気密・高断熱の家は、外気からの影響を受けにくく、冷暖房が効率よくかかります。
    夏の暑さや冬の寒さに関わらず、1年中快適な温度で生活を送ることができます。

    ■健康的
    温度を一定に保つことは快適な生活の実現だけではなく、身体に優しく健康を守ってくれるメリットがあります。
    急激な温度変化によって起こるヒートショック現象や、夏の時期に発症しやすい熱中症などのリスクを軽減します。
    自分自身で体温の調整をすることが難しい高齢者や小さなお子様にとっても健康で安心です。

    ■光熱費が抑えられ家計に優しい
    保温性が高いので室内の温度変化が少なく、余分なエネルギーを使用せずに光熱費が抑えられます。
    さらに、温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出の削減が可能なため、環境にも優しいです。

  • 高気密・高断熱 デメリット

    高気密・高断熱 デメリット

    次に高気密・高断熱の家に関するデメリットについてお伝えいたします。

    ■建設コストがかかる
    高気密・高断熱の家の建設は、断熱材や精度の高い建築資材などの導入により施工費が上乗せされます。そのため、全体の建設コストが高くなってしまうケースが多いです。
    ただし、光熱費を抑えることができるので、将来的にかかってくるランニングコストで節約できる可能性が高いです。トータル的な資金や、家づくりにおいて大切にしていることをしっかり考えた上で採用を決める必要があります。

    ■使用できる暖房器具が限られる
    高気密・高断熱の家は、外気が入りにくいため、焼却に使用した排気を室内に放出する石油ストーブなどの開放型暖房機を長時間使用すると、一酸化炭素が発生する危険があります。
    十分に換気を行えば一酸化炭素発生の危険性はなくなりますが、快適な温度になった室内の空気を逃がすことになり、高気密・高断熱のメリットが失われてしまいます。
    完全に使用できないというわけではありませんが、高気密・高断熱のメリットを生かすためにもエアコン・床暖房・全館空調などの採用をおすすめします。

  • まとめ

    まとめ

    今回は、高気密・高断熱の家についてお伝えいたしました。気密・断熱は各社で基準やレベルが異なりますので注意が必要です。気になっている施工会社がある場合は、その会社の気密・断熱の数値などを確認することをおすすめします。

    また、同じ間取りの家で同じ建材を使用していても、施工品質によって気密性・断熱性の効果が大きく変わってきます。そのため、高気密・高断熱の家を建てる際は、施工会社選びが非常に重要なのです。施工会社選びの判断は以下のポイントを確認するといいでしょう。

    ●C値・UA値
    気密性能はC値、断熱性はUA値で表され、数値が小さいほど気密性・断熱性が高いということになります。C値・UA値を公表している場合は数値を見比べてみたり、数値を公表していない会社は必ず確認しましょう。

    ●ZEHに対応しているか
    ZEHは(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、高い断熱性能と太陽光発電などで造るエネルギーなどを組み合わせることで、住宅で消費するエネルギーの量が実質的にゼロになる住まいのことです。高い断熱性が必要となるので、ZEHに対応しているかどうかで断熱性を重視している会社かどうかを見極めることができます。

    上記2点のポイントを判断材料の1つにしてみてください。

    HOLIDAYSでは、高気密・高断熱・全館空調を採用したモデルハウスで高性能の体感をしていただけます。期間限定のモデルハウスになっておりますので、是非この機会にHOLIDAYSの性能をご体感ください♪

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