家事を楽にするランドリールーム!メリットデメリットとは?
2022年05月20日
2024年06月13日
洗濯は、生活する上で欠かせない家事の1つです。しかし、工程や移動が多く手間のかかる大変な作業ですよね。そんな時にオススメしたいのがランドリールームです。
ランドリールームを設置することで、効率の良い家事導線の実現や家事の負担を軽減することができるので、ランドリールームの設置を検討される方はとても増えています。
今回はランドリールームのメリット・デメリットや設置時のポイントについてお話します。ランドリールームの設置についてご興味をお持ちの方は、是非参考にしてみてください!
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ランドリールームの特徴とメリット
ランドリールームとは、洗濯まわりの作業を行うスペースのことを指します。ランドリールームを設置することで「洗う、干す、取り込む、アイロンがけ、畳む」といった作業を一室で連動して行うことが可能になります。そのため、無駄な移動をすることなく、効率的に家事を行うことができます。ランドリールームは室内干しできるように、窓や物干し竿を設置するのが一般的となっています。また、最近は洗濯だけでなく、家事全般を行うユーティリティの役割を持たせるケースも増えています。自身のライフスタイルに合った設備を備えることで、より快適なランドリールームにすることが可能です。
ランドリールームの主なメリットはこちらです。
■家事の効率が上がる
洗濯はいくつもの工程が伴うので時間がかかる家事の1つです。しかし、ランドリールームを設置することで一連の動作が移動することなく完結するので家事動線がスムーズになり、家事の負担が軽減できます。作業ごとに移動する手間がなくなるので、時短となります。
■天候や時間に左右されずに洗濯可能
ランドリールームでは、洗濯物を干すスペースがあるため、天候に左右されず、いつでも自由な時間に洗濯をすることができます。外干しの場合は、天候の影響を大いに受けるので、急な雨で濡れてしまうことや強風により吹き飛ばされることもあります。また、花粉やPM2.5、排気ガスなどが洗濯物に付着する心配もありますが、室内干しすることで、そのようなお悩みも解消されます。
■防犯対策に役立つ
洗濯物を外干しすると、そこから家族の情報が漏れてしまうこともあります。洗濯物のサイズや色などから子どもや女性が住んでいることや学校の制服・体操着から身元が割り出される可能性があります。ランドリールームに洗濯物を干していれば、情報が外に漏れることはほとんどなくなります。人目を気にせずに、洗濯ができるので防犯面からみても安心です。 -
ランドリールームのデメリット
ランドリールームを設けることで便利になりますが、メリットだけではありません。次に、デメリットについてお伝えいたします。
■一定の広さが必要
ランドリールームを設置するためにはある程度のスペースを要します。設置により、他のスペースが手狭になる可能性もあります。間取りを考える際には、大きさ・設置場所についてしっかりと考えることが大切です。
■湿気対策が必要
ランドリールームを設置すると、室内干しすることになるので、通気性が非常に重要となります。日当たりや通気性を考えず設置した場合、湿気がこもりやすくなるので洗濯物が乾きにくくなることや、部屋にカビが生える恐れがあります。そのため、除湿機を置くことや適度な換気、窓をつける等の対策が必要となります。風を通しやすいように窓を2つ設置すること、換気扇やサーキュレーターを置き、ランドリールーム内の空気を循環させるようにしましょう。
■あまり使わなくなってしまうことも
お子様がいる家庭は、日々の洗濯物の量も多いのでランドリールームは便利なものになるかと思われます。しかし、お子様が成長して独立するなどの家族構成の変化により、使わなくなる可能性があります。ランドリールームがデッドスペースとならないように将来性を見据えて設置を検討しましょう。 -
ランドリールームの設置のポイント
ランドリールームの特徴やメリット・デメリットについてお話しましたがいかがでしたでしょうか。
最後に、ランドリールームをの設置時に考えておきたいポイントについてお話します。
■設置場所
ランドリールームを設置する際に重要となるのは、設置場所です。洗濯機のそばに設置するのはもちろん、洗面所や脱衣場、浴室の近くに設置するのが一般的となっておりますが、他の家事導線をもとに設置することもオススメです。キッチンの近くに設置すると、洗濯機を回している間に食事の準備や洗い物を同時に行えるので作業時間の短縮が可能です。また、ウォークインクローゼット付近に設置すると、収納までの導線を短くすることができます。それぞれご家庭のライフスタイルに合わせ、設置場所を検討しましょう。
■間取り
間取りは、最低でも2畳以上あると使いやすいです。狭いと洗濯物も乾きづらく、洗濯作業もしにくくなりますので、せっかくのスペースが使いづらいものになってしまいます。しかしながら、場所を広くとりすぎると、他の場所が圧迫してしまい手狭になるので、全体とのバランスを考慮するのが大切です。
■床や壁材に気をつける
洗濯作業をする際、気を付けていても水が床や壁に跳ねてしまいます。そのため、ランドリールームはタイルなどの水に強くて掃除がしやすい素材を選ぶことをお勧めします。
■コンセントの位置と数
アイロンがけや、除湿器、サーキュレーター等の家電製品を使用する際に、コンセントが必要となりますので、コンセントの位置も大切なポイントとなります。設置場所が悪いと使う際に余計な手間が掛かることになるので、使用場所を考慮した上で設置しましょう。また、コンセントが足りなかったとならないように数にも気を付けましょう。 -
まとめ
今回は、ランドリールームについてお話ししました。
ランドリールームを設置することで、家事の効率化や導線の短縮が期待できます。設置する際には、設置場所や間取りはもちろん、家族構成やライフスタイル、使用目的を明確にしたうえで、どのような空間にしたいのか考えることが大切です。自身のライフスタイルに合ったランドリールームを設置することで、より快適なお住まいになるでしょう。
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