注文住宅づくりで後悔したくない!総予算決めのポイントとは?

2024年06月13日

注文住宅づくりで後悔したくない!総予算決めのポイントとは?

「住まい」の購入は大きなお買い物になるため、資金の検討も慎重になるものです。せっかくのマイホームを手に入れても、住宅ローンの支払いが厳しければ家を手放さないといけないケースも少なくありません。家づくりを行う際には、事前に資金計画を行い、今後の支払い金額を把握しておくことが大切です。

そこで今回は、家づくりの予算の決め方のポイントをお伝えいたします。家づくりに関する費用についても解説いたしますので、是非参考にしてみてください!

  • 総予算の決め方

    総予算の決め方

    総予算とは、自己資金と住宅ローンの借入額を合わせた額です。ただし、自分達の全ての自己資金・住宅ローンではなく、家購入の為に使える自己資金・無理なく払える住宅ローンとしてください。

    不動産会社・ハウジングセンター等に行くと、自分達がいくらくらい借入できるのかを把握することができます。また、今はネット上でも簡単に借入可能額を調べることができます。
    しかし、あくまでも借入可能額なので、実際にその金額でローンを組んで返済していこうと思うと苦しい場合もあります。さらに、住宅ローンの返済だけではなく、家を建てた後に発生する費用があります。そういった費用も踏まえた上で家を購入する為の自己資金を決め、無理のない返済を考えるようにしましょう。

    そこでまずは、家を購入する費用・生活をしていく上で必要な支出を「毎月のローンをいくらなら返していけるか」を知ることが大切です。。家購入を検討されている方は、まず自分達がマイホームにどれだけの費用をかけられるかを知り総予算を決めましょう!

  • 注文住宅の費用の内訳は?

    注文住宅の費用の内訳は?

    注文住宅は、大きく分けると「建てるときにかかる費用」と「建てたあとにかかってくる費用」があります。
    まずは注文住宅を建てるときにかかる費用についてご説明します。

    ■土地購入の費用
    エリア・立地・土地の広さ等土地によって価格は様々です。また、エリアが同じでも条件等によって価格の差異があります。価格が安い土地でも造成工事などで費用が上乗せし、結果的に高くなってしまうケースもありますので注意しましょう。さらに土地の費用だけでなく、仲介手数料・印紙代・所有権移転登記等、諸費用も発生します。

    ■本体工事費用
    建物を建てるために必要な費用です。建物建築費用の相場は、総費用の70%~80%です。
    建物建築費用の中には、構造・外装・内装・設備・屋根・窓・配線・配管・空調などの工事費用が含まれます。ただし、造成費用・解体費用・インテリア・外構・駐車場の費用はこれらの中に含まれないため、家を建てる為には別途費用が発生しますので注意が必要です。


    ■建物付帯工事費用
    建物付帯工事には、オプションや庭・駐車場・塀や門・外構工事・家電品の取り付け・家具の取り付けなどの費用が含まれます。また、土地の地盤調査・地盤改良、解体工事費用なども建物付帯工事費用に含まれます。そのため、安い土地を購入したとしても、地盤改良が必要となると、数百万円費用が発生するケースもあります。
    建物付帯工事費用は、総費用の15~20%が一般的にはなりますが、ハウスメーカーや工務店によって大きく異なる可能性があります。

    ■諸費用
    一般的に、建築工事以外に発生する費用は「諸費用」になります。
    各種税金や住宅ローンの手数料、地震保険・火災保険などの保険料、引越し費用などがあります。

    諸費用は次のような項目があげられます。
    【各種税金】
     登記時に必要な「登録免許税」や契約時に必要な「印紙税」、不動産を取得した時にかかる「不動産取得税」があげられます。
     また、親族より金額の支援を受けた場合には「贈与税」がかかるケースもあります。

    【住宅ローンの手数料】
     住宅ローン利用時には、銀行の事務手数料をはじめ、団体信用生命保険の保険料、保証会社に支払う保証料などがかかります。
     また、注文住宅の建築時にはつなぎ融資を受けるケースも多く、つなぎ融資の利息や手数料を支払う必要もあります。

    【火災・地震保険料】 
     住宅ローンを利用する場合、火災保険への加入を条件としている金融機関がほとんどです。地震保険は任意とされているケースが多いですが、地震の多い日本では万一のために加入しておいた方が良いでしょう。

    諸費用は、建築工事費用の5~7%が相場です。
    主な諸費用は上記の通りですが、その他にも土地購入時の仲介手数料や建築事務所に支払う設計費用、市区町村に支払う給水負担金や街並保全費などの負担金がかかる場合もあります。

  • 家を建てた後はどんな費用が発生するの!?

    家を建てた後はどんな費用が発生するの!?

    ここまでは、家を建てるまでに発生する費用についてお伝えいたしました。家を購入する際は、家を建てる為の費用だけではなく、家を建てた後に生活していくための費用も考えた上で資金計画をたてる必要があります。ここでは、家を建てた後に発生る費用についてお伝えいたします。

    ①住宅ローンの月々の返済 + ②住まいの維持するためのお金 + ③将来に備えるための貯蓄

    ①住宅ローンの月々の返済
    購入後、返済終了まで毎月支払います。

    ②住まいの維持するためのお金
    【保険料】
    火災保険・地震保険が挙げられます。火災保険への加入は、必須とされる場合がほとんどです。保険料は物件や、保険会社によって異なります。また、地震保険は単体で加入することができないので、加入される際は、火災保険とセットで加入する必要があります。

    【固定資産税・都市計画税】
    固定資産税は、所有する不動産に課せられる税です。毎年1月1日時点の所有者に納税義務があります。しかし、固定資産税の基準価格は原則として3年に1度見直され、周辺環境の変化によっては金額の変動があります。また、都市計画税はエリアによって発生する場合があります。都市計画税が課される地域は基本的に土地を所有する限り支払いし続けなければなりません。

    ③将来に備える為の貯蓄
    【住宅メンテナンス費用】
    何十年も住み続けていると、建物や設備の劣化が進むのでリフォームや修繕といったメンテンス費用が発生します。一般的に10年が経つと、外壁やキッチン・トイレ・バスルームなどの水回り設備の修繕が必要となります。費用はリフォーム規模にもよりますが、100万円~300万円ほどかかりますので、修繕が必要となった際にしっかりと備えておきましょう。

  • まとめ

    まとめ

    今回は、注文住宅を建てる際の総予算の決め方についてお話しました。

    マイホームは高い買い物になるので、後悔のないようにしたいですよね。しかし、要望を全て詰め込んでしまうと、住宅を建てた後の返済額が苦しくなります。せっかくマイホームを手に入れるのであれば、自分達の無理のないローンを組み、快適な生活を送りましょう。そのためには、注文住宅を建てる際に必要な費用だけではなく、住宅を建てた後に発生する費用を予め把握し、シュミレーションをたてることが大切です。

    HOLIDAYSでは、家づくりに関する相談はもちろん、住宅ローンの組み方や購入費用についてもお客様一人一人に合わせたプランをご提案いたします!
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