玄関手洗いは必要!?コロナ時代に対応する間取りづくりのお話

2022年03月16日

玄関手洗いは必要!?コロナ時代に対応する間取りづくりのお話

新型コロナウイルスの流行で、帰宅後は直ぐに洗面所へ直行し、手洗い・うがいをされる方も多いのではないでしょうか。
実際に新型コロナウイルス感染対策として玄関・廊下に洗面台を設けるご家庭が増えています。このように環境が変わると、生活様式や間取りなどにも変化が伴います。玄関の手洗い場だけでなく、テレワークスペースもコロナウイルスに影響で新築の間取りに取れ入れられるようになりました。

今回は、玄関・廊下の手洗い場についてメリット・デメリットをお話したうえで、実際に設置する際のポイントをご紹介します。家づくりを検討されている方は是非参考にしてみてください。

  • 玄関・廊下手洗い場のメリット

    玄関・廊下手洗い場のメリット

    玄関や廊下に手洗い場を設けることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、メリットについてお伝えいたします。
    ■感染症対策
    玄関や廊下に手洗い場を設けることで、帰宅後すぐに手洗い・うがいを行うことができます。帰宅後すぐに手を洗うことで、感染症対策に有効です。さらに、感染症の予防だけではなく清潔な状態で室内に入ることが可能です。また、お子様に帰宅後すぐに手洗い・うがいをする習慣を身に着けさせることができます。

    ■来客用として便利
    洗面所は、歯ブラシを置いたりするなど生活感が出やすい場所です。そんな場所にお客様を通すのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか。玄関や廊下に手洗い場を設置すれば来客の際にも気兼ねなく使用していただけます。

    ■準備時間の混雑を解消
    出勤・通学前の朝の時間帯は、洗面台が混みあい、思い通りに準備ができないと朝からバタバタしますよね。玄関や廊下の手洗い場を利用すればそういった混雑を回避することができます。

  • 玄関・廊下手洗い場のデメリット

    玄関・廊下手洗い場のデメリット

    玄関や廊下に手洗い場を設けることは便利ですが、メリットだけではありません。次に、デメリットについてお伝えいたします。

    ■コストがかかる
    洗面台とは別に手洗い場を設置すると、コストが上がります。洗面台本体だけでなく、配管工事・床の開口工事・耐水性の高い壁面クロス、フローリング材等のコストも必要になります。大きさやどのような手洗い場いにするかによっても、金額が変わってきます。また、お湯を利用する場合は給湯工事も必要になります。手洗い場の設置費用は、最低でも10万円前後かかると見ておいた方がよいでしょう。

    ■スペースをとる
    玄関や廊下に手洗い場を設ける為のスペースが必要となります。完成後に、思ったよりスペースをとり玄関が狭くなってしまったというケースもあるので注意しましょう。間取りを考える際には、大きさ・設置場所についてしっかりと考えることが大切です。

    ■掃除が必要
    手洗い場が増えることで掃除場所が増えます。家の中でも、水回りは特に負担のある掃除箇所です。少しでも掃除を楽にする為にも、水はねを考慮した耐水性の高い壁面クロス、フローリング材を選んでおくと良いでしょう。

  • 玄関・廊下に手洗い場を設置する時のポイント

    玄関・廊下に手洗い場を設置する時のポイント

    最後に、玄関手洗い場を設置する際のポイントについてお伝えいたします。

    ■洗面台の大きさ
    玄関入ってすぐの場所・廊下の途中など、ご家庭によって設置場所は違うかと思います。デザインや性能だけで考えてしまうと、いざ設置をした後に玄関や廊下のスペースが狭くなってしまったり、使い勝手が悪くなってしまったりするケースがあります。事前に長さや高さを計算したり、既製品の洗面台を設置するのであれば展示場で実物を見たうえで、どのような洗面台にするのか検討するようにしましょう。

    ■水はねの対策
    デメリットでも少しご紹介しましたが、洗面台周りは水がはねやすい為汚れやすい場所になります。また、玄関や廊下で一般的に使われるフローリング材は、水はねや乾燥によって傷みやすくなります。汚れ・傷みの対策をするためにも、壁面クロス・フローリング材・収納扉の表面は、耐水性の高いものを選ぶことをおすすめします。

    ■間取りの工夫
    玄関近くの洗面台は、来客の際に一番目に触れる場所です。玄関近くや廊下に設置する際には、丸見えにならないよう間取りを工夫したり、インテリアの統一を考えるといいでしょう。

    ■手洗い場に必要な物の置き場所
    タオル掛け・石鹸・消毒液・ミラーなど、洗面台に必要な物を事前に考え、それらを置く為のスペースを確保しておきましょう。そうすることで、置き場所に困ることもないですし完成後を想定しやすくなります。

  • まとめ

    まとめ

    今回は、玄関・廊下に洗面台を設置することのメリット・デメリットについてお伝えしました。新型コロナウイルスの流行により、帰宅後の手洗い・うがいの習慣がこれまで以上に定着したことで、近年玄関や廊下に洗面台を設置するご家庭が増えてきています。
    玄関や廊下に洗面台を設置することは、帰宅後すぐに手洗いができたり、来客にも気兼ねなく利用してもらえるといったメリットがありますが、設置費用がかかってしまうことや掃除の手間が増えるといったデメリットもあります。今回ご説明したメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、玄関や廊下にセカンド洗面台が必要かどうか検討しましょう。
    HOLIDAYSでは、お客様のライフスタイルにあったお家づくりのご提案をさせていただきます。高い性能とデザインを両立した住宅が叶えられますので、家づくりを検討されている方は是非お近くのスタジオにお越しください!!

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