中庭のある家を建てたい!メリット・デメリットを詳しく解説!

2024年06月14日

中庭のある家を建てたい!メリット・デメリットを詳しく解説!

中庭と聞くとにおしゃれなイメージをもち、憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。 

中庭とは、建物の壁で囲まれた屋根のない庭のことを指します。
建物の外に設けられていますが、外部から見えないよう設計されている場合が多いです。
                                        
最近は家で過ごす時間も増えてきており、中庭があることで、開放感がありながらも、プライベートな空間を確保することができます。
しかし、メリットだけではなくデメリットもあります。
今回は、中庭の種類とメリットデメリットをお伝えします。
これらを踏まえた上で、中庭を取り入れるか検討してみてください♪

  • 中庭の種類

    中庭の種類

    みなさまは中庭と聞くとどのような中庭を想像するでしょうか。
    それぞれの理想や希望は違うものです。ご家庭のライフスタイルや予算に合わせて検討しましょう。

    中庭には主に3つの種類があります。
    まずは、中庭にはどのような種類があるかお伝えします。

    ■コの字型
    家を上から見た際に「コの字」になるように設計され、真ん中に庭を設けます。
    中庭に対して3つの面に壁を作り、庭を完全に取り込む形ではないので、ほどよく採光を確保することができます。
    近隣からの視線を遮りながらも、開放感を感じることができるのが一番の魅力です。

    ■口の字型
    家を上から見た際に「口の字」になるように設計され、四方を部屋に囲まれるお庭です。
    完全にプライベートな中庭にすることができ、外部からの目線が全く気にならない点が魅力的です。
    しかし、広い敷地を必要とする点、雨水がたまらないように排水ができるように設計しなければならない点には注意しましょう。
    また、構造上コストが高くなる可能性があります。

    ■Lの字型
    家を上から見た際に「Lの字」になるよう設計され、2面の壁に中庭を隣接させたお庭です。
    建物の設計が特殊ではないため、他の中庭と比べて間取りを自由に考えやすく、採光を確保することができます。
    しかし、外部から見えやすいことや、デザインによっては中庭ではなく、一般的な庭とあまり変わらない印象になってしまう場合もあるので注意してください。

  • 中庭のメリット

    中庭のメリット

    中庭は家のデザイン性が高くなるだけではなく、生活をする上で住みやすくなるメリットもあります。
    それでは、具体的にどのようなメリットがあるでしょうか。
    ここでは、大きく3つのメリットをご紹介いたします。

    ①採光が取りやすい
    間取りや立地によっては建物の中に光が入りにくいケースがありますが、中庭をつくることでどの部屋にも満遍なく光を取り込むことができ、家全体が明るくなり開放的な空間になります。
    また、本来であれば光を取り込むことができない北側に面している部屋にも南向きの面をつくることができ、光を取り入れることができます。

    ②通気性がよい
    開閉ができる大きな窓を採用することで、通気性が高くなります。
    空気を循環させることができるので、年間を通じて風通しのよい家で過ごすことができまます。


    ③プライバシー性が高い
    中庭は、建物に囲まれるように作られているので外部からの視線を遮ることができ、他人の目を気にせず家族の時間を過ごすことができます。
    また、小さなお子様の遊び場や洗濯物を干す場としても利用することができるので様々な場面で活用できるでしょう。

  • 中庭のデメリット

    中庭のデメリット

    中庭は魅力的なメリットがありますが、デメリットもあります。
    メリットだけで判断するのではなく、デメリットも理解した上で検討しましょう。

    ①スペースが必要
    中庭をつくるためのスペースが必要となります。
    土地の広さが十分にある場合は問題ありませんが、中庭を検討する際には、下記の点に注意しましょう。
    ・一つ一つの部屋が狭くなっても問題ないか
    ・部屋数が少なくなっても問題ないか
    ・動線に不便がないか

    ②建築費用が高くなる
    まずは、庭を囲う為の壁が必要なり、外壁の面積が増えるので材料費・工事費が高くなります。
    さらに、照明器具や給排水の設備設置のコストも発生します。
    中庭の面積が広くなるほど壁の面積も大きくなり費用が高くなるので、どのくらいの大きさにするのかしっかりと考えましょう。

    ③断熱性が低くなる
    中庭のある住宅は窓の設置が必要になるので、外の気温が室内に影響を与えます。
    窓の数が多いと窓ガラスから熱が逃げる面積が増える為、断熱性は低くなります。
    室内の温度を保つためには、常に空調を稼働させなければならないため、高熱費が高くなる可能性があります。 光熱費を少しでも抑えたい方は、建物を建てる際にペアガラスやトリプルガラスを採用すると良いでしょう。

  • まとめ

    まとめ

    今回は中庭のメリットデメリットについてお話させていただきました。
    中庭をつくるといっても、どの種類にするのか・どれくらいの大きさにするのかなどで金額や間取りが変わってきます。
    あらかじめ、どのような中庭をつくりたいのかイメージしておくといいでしょう。

    中庭はデザイン性が高くなるだけではなく、周辺の視線を気にせずお家時間を楽しく過ごせます。
    さらに、日当たりを確保できるメリットもあります。
    中庭を作ることによって暮らしの悩みを解決してくれるかもしれません。
    建築費用や維持費が高くなってしまいますが、間取りを工夫することでより快適な生活を送ることができるでしょう。
    今回ご説明した中庭のメリット・デメリットをしっかり確認した上で、検討してみてください♪

    HOLIDAYSでは、各ご家庭のライフスタイルや希望に合わせたご提案をさせていただきます。 家づくりで不安やお悩みごとございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

家のことなんでも、
お気軽にご相談を。

住宅ローンや土地探し、資金計画など、
家づくりに関するご相談は何でも受付けております。
店舗やモデルハウスにお気軽にお越しください。

愛知県でライフスタイルを考慮したデザイン性と高気密高断熱な住宅性能を両立するHOLIDAYSが発信する、注文住宅のお役立ちコラムです。注住宅のアイディアや間取りの工夫だけでなく、土地探しや資金計画、住宅ローンに関わるコラムも掲載しています。愛知県でオシャレで高性能な注文住宅をご検討されている方、是非ご覧ください。