憧れのマイホーム。吹き抜けを設置することのメリットデメリットを紹介
2021年07月04日
2024年06月14日
マイホームを建てるとき吹抜けを作りたいなと思ったことはありませんか?
吹抜けとは、一般的に建物の1階から複数階にわたって天井がなく上と下の階が繋がっている空間のことを言います。
空間が広く見え、開放的で明るい空間になり、魅力的ですよね♪
ただ、実際に吹き抜けを作ってみたらどんなメリットがあり、デメリットがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、吹き抜けのメリットデメリットについてお話させて頂きます。
CONTENTS
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吹き抜けのメリット
それでは早速吹き抜けのメリットについて見ていきましょう。
■開放感のある空間になる
吹き抜けの最大のメリットとしては、開放感が生まれることです。
空間の広さの感じ方は「高さ」にも大きく影響されており、吹き抜けにすることで天井が高くなるので同じ坪数の家でも広く開放的な空間に見せることが出来ます。
■光を内部に取り込むことができる
吹抜けをつくると一般的に2階相当部分に窓を設置することになります。高い位置からの光は部屋の奥まで取り込むことが出来ます。
本来なら天井になる場所がオープンな吹き抜け空間になるので、光が入りやすくなります。
そのため隣地との間が狭く、1階の窓からだけではない充分な採光が得られない場合は検討してみると良いでしょう。
■家族の気配を感じられる
吹抜けにすることで、1階と2階に繋がりが生まれ、家族がお互いの存在を身近に感じることが出来ます。
リビング階段との相性も良く、生活スタイルに合わせ、生活動線を工夫すればお子様の様子を把握することができコミュニケーションのきっかけを増やすことができます。
■お洒落な印象になる
吹抜けを作ることで単純にお洒落な印象になります。
■風通しがよく換気がしやすい
家を建てる場所や、間取りになどによって変わってはきますが、吹抜けを作ることによって、低い窓から高い窓へ空気が流れていくので自然と喚起を促すことができるのです。
また天井にシーリングファンを設置すると、より空気を循環させやすくなり快適な空間を作ることができます。 -
吹き抜けのデメリット
次にデメリットについて見ていきます。
■掃除に手間がかかる
天井が高くなる分、高めに設置した窓の掃除がしずらくなってしまいます。場合によっては業者に依頼したり、足場を設けなければならない場合があり、掃除一つでコストがかかってしまう場合もあります。
■2階のスペースが狭くなる
本来なら部屋である部分を吹き抜けにすることになるので、その分のスペースが狭くなってしまいます。
大きな家であれば問題ないかもしれませんが、限られたスペースの中でのお家づくりとなると家族構成によっては、吹き抜けとの相性が良くない場合もございます。
■音や臭いが広がりやすい
空間が仕切られていない分、テレビの音や食器などの生活音が広がりやすいです。家族間で生活スタイルが大きく違ってくると音に不満が出る場合もあります。
また臭いも同様で、仕切りがない分臭いが広がりやすいです。特に料理で出るニオイなどは暖かい空気と一緒に高い場所にたまることもあるため気になるケースが多いようです。
■光熱費が高くなる場合がある
吹き抜けのある家は、外から光を奥まで取り入れることが出来るため明るく照明器具などの電気代を節約することができます。
しかし、空間が広くなる分、エアコンなどを使用する際は長時間稼働させなければ効きが悪かったりします。冬場は暖かい空気が上に上がってしまい寒く感じ、夏場は窓から入る日差しが強いため暑くなってしまう場合があります。
対策としては全館空調を搭載したり、床暖房やシーリングファン等活用することが挙げられます。 -
吹抜けを作る時のポイント
これまで、吹き抜けのメリットとデメリットを見てきました。
実際に吹き抜けを作るとなると、デメリットをカバーしより良い暮らしが出来るようにしていきたいですよね。
次に吹き抜けを作る時の5つのポイントを紹介致します。
■大きさ
吹抜けを作ると決めたら、吹抜けを最大限に活かすためにも思い切ってある程度の大きさの吹抜けを作ることをおすすめします。
スペースを気にして吹抜けを小さくしてしまうと開放感を感じられず、光を上手く取り入れることが出来ないなどメリットを潰してしまう場合がございます。
■形
吹抜けは基本、四角形がメジャーです。形を崩してしまうと、下から見上げた時の見栄えも悪くなってしまいます。
■位置
吹抜けの位置も重要なポイントです。土地の状況や周囲の建物によっても変わってはきますが、一番光を取り入れやすい南側に吹抜けを作ることが一般的です。
状況次第では大きく変わってきてしまう可能性もあるので、必ず設計士さんと相談することをお勧めします。
■場所
吹抜けを作る場所について、1番いいと言われているのがリビングです。それぞれご家庭のライフスタイルによってもちろん変わってきますが、お家の中で一番明るくしたい。開放感を持たせたいと思う場所に作るのがお勧めです。
リビングはお家の中でも一番日の当たる場所に配置することが多いため、吹抜けを配置しやすいことも理由に挙げられます。
リビング以外でも玄関に作りたいと思われる方も多いようです。玄関に設置すると玄関に入った時、明るく開放的な空間を感じることができます。
■住宅性能
吹抜けのデメリットの1つである「光熱費が高くなる場合がある」を解消するためには建物自体を高気密高断熱にして外気温の影響をうけづらい家にすると良いでしょう。
以上が吹抜けを作る時の5つのポイントです。
これだけが全てというわけではないので、実際に検討する際は、設計士さんと相談することをお勧めいたします! -
まとめ
今回は吹抜けについて詳しくご説明させて頂きました。
各ご家庭のライフスタイルによって、吹抜けとの相性が変わってきます。
またライフスタイルだけでなく、土地の広さや条件によっても変わってきます。
HOLIDAYSでは、各ご家庭のライフスタイルに合わせてお土地の紹介から可能です。
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