日当たりが良くなる?最近多い2階リビングのメリット・デメリットを解説!
2020年11月13日
2024年06月14日
家の中で家族が集まって団らんする場所といえば「リビング」です。
家づくりを検討していく中でリビングを中心に考える方がほとんどかと思います。
最近では、2階にリビングを設ける住まいも増えてきています。
今回は2階リビングのメリットデメリットのお話です★
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2階リビングのメリット
2階リビングの魅力といえば、日当たりが良く、周囲の目が気にならないことが挙げられます。
バルコニーやロフトとの相性も良く、間取りの工夫もしやすくなります。
そんな2階リビングのメリットは以下の通りです。
■日当たりが良く採光を確保しやすい
1階よりも2階の方が位置が高くなる分、リビングが2階にあると採光が取りやすく、明るいLDKを実現しやすくなります。
■眺めが良くなる
2階にリビングを設置することの魅力の一つとして眺望が良いことです。
視点が高くなることで視界を遮るものが減り、遠くの風景を眺めることが出来ます。
■天井を高くすることができる
2階建ての場合は、リビングの上は屋根になるので、屋根の形状を活かし天井を高くすることができます。
天井が高いと開放的な空間になり、実際の広さより広く感じる空間をつくれます。
また、ロフトとの相性がよく面白みのある設計もしやすいでしょう。
■プライバシーを守りやすい
2階にリビングがあることで、道路からの視線や隣家を気にせず過ごすことが出来ます。
■間取りによっては耐震性が増すケースもある
1階を子ども部屋や寝室など個室にすることで、1階部分の柱や壁が増え1階リビングに比べバランスが良くなります。そのため耐震性が増すケースもあります。 -
2階リビングのデメリット
2階リビングのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもございます。
そんな2階リビングのデメリットは下記のようなものがあげられます。
■階段の上り下りが大変
2階リビングの場合、キッチンダイニングも2階に配置するケースが多いです。
食材や日用品を買ってきた際、重たい荷物を持ったまま2階に上がらないといけません。
■夏場は暑くなりやすい
1階に比べ日当たりが良くなるので、夏場は暑くなりやすいです。
■子供の帰宅や外出がわかりにくい
2階にリビング、1階に子ども部屋という間取りにしてしまうと、子供の帰宅や外出が分かりずらくなってしまいます。
■来客時の移動が大変
2階リビングにいる状態で、来客等があった場合わざわざ1階へ下りないといけません。
その都度上り下りしないといけないので面倒に感じてしまうかもしれません。
デメリットのお話をしましたが、デメリットだからと諦めなければならないわけではありません。
例えば、来客時の移動については2階にモニターホンを付けるだけでなく合わせて鍵の開閉を遠隔操作できるようにしておけば移動の回数を減らすことができるなど、デメリットも対策をとることで抑えることができます。 -
2階リビングにする時に気を付けておきたいポイント
2階リビングにはメリットだけでなく、デメリットもあります。しかし、デメリットも設計の工夫次第では、克服できます。
■階段は将来を見据えたつくりに
2階リビングにする場合は、老後のことも考え、階段の勾配を緩やかにしたり、転倒防止のためにU字の階段にするなど、安全面と上り下りの楽さも考慮した階段の設計をおすすめします。
■断熱性&気密性の高い家づくりを
すぐ上は屋根となる2階リビングは夏場に暑くなりがちですが、しっかりとした断熱性と気密性を持った家を建てることで克服できます。また、全館空調など、屋根裏も含めた家全体を空調するシステムを取り入れても良いかもしれません。
■設計次第で家族とのコミュニケーションも確保できる
間取りの工夫次第では2階リビングでも家族とのコミュニケーションを増やすこともできます。
例えば子ども部屋をリビングと同じ2階に配置することで、子ども部屋に行くには必ずリビングを通る設計となります。 -
まとめ
2階リビングのメリットデメリットの紹介をしてきました。
まだまだ1階リビングの方が主流ではありますが、土地の広さや、隣地との距離や確定のライフスタイルによっては2階にリビングを設けることの方が大きなメリットになる場合もあります。
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