どっちで建てるのが合ってる?ハウスメーカーと工務店の違いを解説

2024年06月14日

どっちで建てるのが合ってる?ハウスメーカーと工務店の違いを解説

憧れのマイホームを注文住宅で建てるなら、納得できるお家を建てたいですよね。

注文住宅を建てる際、主な依頼先にハウスメーカーと工務店がありますが、どちらを選べばいいのか悩む方もいらっしゃるかと思います。

今回は、ハウスメーカーと工務店の違いやメリットデメリットを解説いたします。

  • ハウスメーカーと工務店、それぞれの特徴

    ハウスメーカーと工務店、それぞれの特徴

    ハウスメーカーと工務店。それぞれがどう違うか、ご存知でしょうか。

    まずはハウスメーカーと工務店の違いを把握しておきましょう。

    【工務店とは】
    工務店は地域密着型で、ハウスメーカーよりも小規模な会社が多いです。お客様の要望を聞きながら、家をゼロから一緒に作っていく形になります。

    1. 地域密着型で特定のエリアを得意とするケースが多い
    2. 自由度の高い間取りが可能が得意なケースが多い
    3. ハウスメーカーと同じ物をつくるなら安く済む場合もある
    4. 工務店によって品質や保証にバラつきがある
    5. 経営規模が小さいとこの先倒産する可能性も
    6. コストパフォーマンスは高い傾向

    【ハウスメーカーとは】
    ハウスメーカーは基本的に全国展開しており、商品として規格化されたラインナップの中から好みのタイプを選び、一定の範囲内で家をカスタマイズして作っていくイメージです。

    1. 対応エリアが日本全国にわたる
    2. 規模が大きく経営が安定している傾向にある
    3. ブランド力や信頼感がある
    4. 仕様が規格化されているので工期が短く済む
    5. 品質が一定で保証が長め

  • 工務店のメリット・デメリット

    工務店のメリット・デメリット

    工務店のメリット・デメリットは下記の通りです。

    【メリット】
    ■同じ規模、仕様で比較すればハウスメーカーに比べ価格が安く済むケースが多い
    ■ハウスメーカーに比べ、間取りやデザイン、設備など設計の自由度が高い
    ■地域にネットワークを持ち、土地や業者の情報に精通している
    ■その土地特有の気候・風土(暴風や湿気、塩害など)を考慮した対策ができる

    【デメリット】
    ■技術、品質、提案力のばらつき
    工務店ごとに施工方針、管理体制が異なるため、技術や品質、施工の精度は一様ではありません。
    優秀な工務店を探すには、実際に建てた人の口コミや評価を参考に、いくつかの工務店に直接相談し、建築現場や担当者の対応を確認することが大切です。

    ■経営破綻リスク
    ハウスメーカーに比べ、規模の小さい工務店では経営状態が把握しづらく、ある日倒産してしまった…という事態がないわけではありません。
    そのような倒産リスクには、住宅完成保証制度があり、万一の事態にも負担が抑えられます。
    もしも建築中に工務店が倒産しても、別の建築会社への引継ぎで生じた追加費用や前払い金が保証されます。
    住宅完成保証制度の登録には経営状態など厳しい審査があるので、加入している工務店は信頼性が高いといえます。

    ■工期が長くなる
    ハウスメーカーが建材を工場で加工して現場で組み立てるのに対し、工務店は現場で建築資材を加工していきます。
    そのためハウスメーカーに比べて工務店は工期が長くなる傾向にあり、ハウスメーカーの工期は平均3~4か月、工務店の工期は平均5~6か月と言われています。


    ーこんな方にお勧めですー

    ★こだわりの家に住みたい!★
    注文住宅に自分らしいこだわりを求めるオーナー様には、工務店との相性が良いです。
    工務店はハウスメーカーに比べ、設計の自由度が高いと言われています。
    職人技の光る造作家具や造作収納を依頼できるのも工務店ならでは。
    限られた予算でこだわりを実現したい注文住宅も、合理的な提案が受けられるのも工務店です。

  • ハウスメーカーのメリット・デメリット

    ハウスメーカーのメリット・デメリット

    【メリット】
    ■施工品質が安定し、耐震性や省エネ対策などの基本性能が確保されている
    ■提携会社とのネットワークで土地探しや資金計画の相談もできる
    ■カタログやモデルハウスで、外観・インテリアのイメージがつかみやすい
    ■規格化、システム化が進んでいて設計・工事期間が比較的短くて済む
    ■保証・アフターサービスの内容が明確

    【デメリット】
    ■価格が高くなる
    ハウスメーカーの注文住宅の価格には開発費、広告費に反映されている分、建築費が高くなります。
    建材や設備のグレードが高いことも建築費が高くなる要因の一つです。

    ■設計の自由度が低い
    ハウスメーカーの場合、用意されている住宅商品は、いくつかの間取りパターンや標準仕様の設備の中から選んでいく「企画型」なのが一般的です。
    そのため間取りや設備の自由度は低いと言えます。
    また、建築資材を工場で製造することは品質の均一化につながりますが、逆に言うと工場でつくれない規格の建築資材では家を建てることが難しくなります。


    ■担当者の力量、継続性
    ハウスメーカーの営業担当者は、注文住宅を依頼するオーナー様の直接窓口となります。
    担当は異動で変わることが多く定期点検のときには違う担当者になっていて、家への思い入れや経緯を知らず、記録や図面で事務的に進んでしまうことも。
    また、施工する下請けの工務店と連携がうまく取れていないと、オーナー様の要望が伝わっていない場合があります。


    ーこんな方にお勧めですー

    ★忙しい!★
    ハウスメーカーには大企業としての安心感、ブランドがあります。
    また、土地探しから家づくりまでをワンストップで任せることができるので、建築会社探しや担当者とのやり取りに多くの時間を割けない忙しいオーナー様に向いています。
    家づくりそのものも高度にシステム化されているため工期も比較的短いのも、メリットです。

    ★新しい工法や技術を使いたい!★
    最新の設備や工法、性能に関心が高い方にとっては、ハウスメーカーの組織力、研究力の成果を反映した注文住宅が建てられます。

    ★なかなか決められない!★
    デザインや設備、間取りの組み合わせは数限りなくあります。
    どれも良さそうで決められない、あるいは基準を満たしているなら問題ないという場合には、ハウスメーカーのニーズごとに設けられたプランから選ぶと良いかと思います。
    その際は、収納や耐震性など「これだけはかなえたい」といった重視するポイントを決めておくと迷いません。

  • まとめ

    まとめ

    地域密着のハウスメーカーや、ローコストを特色にしたハウスメーカーもありますし、最新の工法を取り入れる工務店や、デザイン性の高い独自ブランドを提案する工務店、見学会をこまめに実施してモデルハウスを公開している工務店が増えています。

    大切なことは「工務店だから」「ハウスメーカーだから」という線引きを安易にせず、実際に自分で見て、聞いくことが大切です。

    候補になったハウスメーカー、工務店が実施する無料相談会や注文住宅講座、見学会には積極的に参加して、対応力や現場の様子、デザイン力、完成した家の仕上がりを確認してみてください。

    当社でも、検討段階のお客様に当社住宅の魅力をしっかりとお伝えするべく、無料セミナーやオープンハウス見学会を開催しています。
    是非参加いただき、建築会社選びの参考にしていただければと思います。

    しかしながら、気になる会社すべてを回るとなると膨大な時間が必要になりますよね…。まずは資料を見て考えたいという方も多いと思います。
    そんな方には仕HOLIDAYSの仕様や性能、施工事例などをまとめたカタログ資料を無料でお送りしております。興味を持っていただけた方はぜひお問い合わせくださいませ。

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