【実例7選】後悔しないスタディスペースの作り方|場所別比較と5つの法則
2025年10月07日
2026年09月14日
リビングやダイニング、廊下など、家族の共有空間に設けるスタディスペース。
子ども部屋とは異なり、家族の目が届きやすい場所に設置するため、コミュニケーションを保ちながら学習することができます。
お子様の学習だけでなく、大人の作業スペースとしても役立つため、昨今、注文住宅で取り入れるご家庭も増えています。
せっかく作るなら、家族全員で長く使えるような空間にしたいですよね。
今回のコラムでは、スタディスペースを作る場所ごとのメリット・デメリットと、失敗しないための5つの法則を実際の事例とともにご紹介します。
スタディスペースを作るかどうかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
- ■なぜ今「スタディスペース」が人気?3つのメリットと注意点
- ■【場所別】スタディスペースはどこに作る?|メリット・デメリット徹底比較
- ■後悔・失敗を防ぐ!スタディスペース設計「5つの法則」
- ■【事例7選】真似したい!おしゃれなスタディスペースのデザイン
- 事例① 収納を使い分けるダイニングのスタディスペース
- 事例② 垂れ壁で空間を緩やかに区切るスタディスペース
- 事例③ L字型カウンターのスタディスペース
- 事例④ 空間に馴染むダイニングのスタディスペース
- 事例⑤ LDKの一角に設けたおこもり感のあるスタディスペース
- 事例⑥ 光が差し込むキッチン横のスタディスペース
- 事例⑦ 空間を有効活用した階段下のスタディスペース
- ■HOLIDAYSならではの「自由設計」で理想のスタディスペースを
-
■なぜ今「スタディスペース」が人気?3つのメリットと注意点
近年、リビング学習が広く普及し、リビングやその周辺に「スタディスペース」を設けるスタイルが人気を集めています。
ここでは、人気の理由となる3つのメリットと、計画時に気をつけるべき注意点について解説します。
学習習慣が自然と身につく
専用の学習環境を設けることで、子どもの気持ちの切り替えがスムーズになります。「スタディスペースの机に向かう=勉強の時間」というメリハリが生まれ、日常的な学習習慣の定着につながります。
親子のコミュニケーションが増える
キッチンやリビング近くに配置することで、保護者が家事をしながらでも子どもの様子を見守ることができます。困ったときにすぐ質問できる環境は子どもの安心感につながり、親子の自然な会話を増やします。
家族共有の多目的スペースとして活用できる
スタディスペースは子どものためだけの場所ではありません。日中は親の在宅ワークやPC作業、読書、アイロンがけなどの家事スペースとしても大活躍します。家族全員がライフスタイルに合わせて自由に使える汎用性の高さが魅力です。
⚠注意点⚠
・生活音や視線による集中力の低下
リビング周辺はテレビの音や家事の音、家族の往来など気が散る要素が多くなりがちです。子どもの性格に合わせて、視界をゆるやかに遮る半個室風の配置にしたり、テレビの位置と視線が交差しないレイアウトを検討することが重要です。
・子どもが使わなくなった後の将来設計
子どもが中学生・高校生になり自分の部屋で勉強するようになった際、物置化(デッドスペース化)してしまうケースがあります。あらかじめ大人の書斎や趣味のカウンターとして再利用できるよう、可動棚の採用やシックなデザイン仕上げにしておくなど、長期的な視点で計画しましょう。 -
■【場所別】スタディスペースはどこに作る?|メリット・デメリット徹底比較
スタディスペースの設置場所は、お子様の年齢や性格、ご家族のライフスタイルによって最適な選択肢が異なります。どこに配置するかによって「集中しやすさ」や「使い勝手」が大きく変わるため、それぞれの特徴をあらかじめ把握しておくことが大切です。
〇リビングの一角
メリット
・リビングの広い空間を活かした開放感
・家族が集まる場所のため自然と見守りやすい
デメリット
・テレビの音や家族の会話などの生活音で気が散りやすい
・手元や書類が丸見えになりやすく、来客時の片付けが必要
〇ダイニング・キッチンの横
メリット
・調理や後片付けをしながら勉強の様子を確認できる
・分からないことがあった際にすぐ質問やサポートをしやすい
デメリット
・料理の油はねや水はね、匂い移りのリスクがある
・キッチン周りの家事動線と交差して狭く感じることがある
〇廊下・階段ホール
メリット
・廊下やホールなどのデッドスペースを有効活用できる
・適度な距離感と静けさがあり、集中力を保ちやすい
デメリット
・全館空調等がない場合、季節による温度差が出やすい
・家族の行き来が多い場所だと気が散る原因になる -
■後悔・失敗を防ぐ!スタディスペース設計「5つの法則」
いざスタディスペースを作ろうと思っても、「大きさはどれくらい必要?」「どんなスタイルが使いやすいの?」と悩んでしまう方もいると思います。
せっかく作ったのに集中できなかったり、すぐに使わなくなってしまったり…そんな失敗は避けたいですよね。
ここからは、後悔しないスタディスペースを作るための5つのポイントをまとめていきます。
①「広さ・寸法」:最適な奥行きと幅は?
〈奥行き〉
45cm~ 省スペースで、ノートパソコンやタブレットでの学習、読書、簡単な書き物をするのに十分です。部屋を広く使いたい場合や、廊下などの限られたスペースに設置する場合に適しています。 60cm~ デスクトップPCでの作業や、教科書・参考書を広げて学習したい場合に最適です。ディスプレイと目の間に適切な距離を保てるため、目の疲れを軽減できます。
〈幅〉
80cm
〜1人で使用する場合の標準的なサイズです。ノートパソコンと書類を少し置く場合などにちょうど良いでしょう。100cm程にすれば、複数の教材を並べて作業することもできます。 150cm〜 兄弟など2人並んで使用する場合に最低限必要です。お互いのスペースを十分に確保できるため、より快適に学習や作業に取り組めます。
②「収納計画」:“物置化”させない工夫
壁面の本棚
壁一面を利用した本棚は、大量の本や資料を効率的に収納できます。また、デッドスペースになりがちな壁面を有効活用できるため、空間を広く保ったまま収納量を確保することができます。
カウンター上の吊戸棚
デスクのカウンター上に吊戸棚を設けることで、手元をすっきりさせつつ、収納スペースを確保できます。使用頻度の低いものを収納するのに便利です。
足元の引き出し
デスクの足元スペースは、引き出しやキャスター付きのワゴンを置くことで、見えない収納として活用できます。すっきりとした見た目を保ちながら、書類や文房具など、細々としたものを収納できます。
有孔ボード
デスク横や壁面に有孔ボードを設置することで、ペン立てや小物入れを吊るして魅せる収納にしたり、趣味のものを飾ってインテリアとして楽しんだりと自分好みのレイアウトを作れます。
③「照明計画」:目に優しく、集中できる明かり
スタディスペースは、目に負担をかけずに集中力を維持できるような照明計画が重要になります。快適な学習環境を作るために、全体を照らす照明と、手元を照らす照明を上手く組み合わせましょう。
天井の照明
白すぎない温白色や昼白色を選び、光を弱めに設定することで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。また、学習や読書、PC作業など、用途に合わせて光の色や明るさを変えられる調色・調光機能があると便利です。
手元の照明
スタンドライトやスポットライトで手元をしっかりと照らすことで、文字や図面がはっきりと見え、集中力を高めることができます。また、利き手の反対側から光が当たるように配置すると、影ができず目が疲れにくくなります。
④「コンセント計画」:これだけは外せない!
スタディスペースをより快適に使うためには、適切な”コンセント計画”が必要です。
PC、タブレット、デスクライト、鉛筆削り…デスクで使う機器は様々で、同時に2つ以上使用する可能性もあります。そのため、コンセントは最低2口×2ヶ所あると便利です。さらに、USBポート付きのコンセントなら、ACアダプターを使わずに直接USBケーブルを挿せるため、スマートフォンの充電を同時にしたい時などはかなり楽になります。デスクの端に1ヶ所、足元に1ヶ所など、用途に合わせて配置しましょう。
⑤「素材・デザイン」:リビングに馴染ませるコツ
リビングの一角にスタディスペースを設ける場合、空間全体に統一感が出るような素材選びとデザインが重要になります。スタディスペースだけが浮いてしまわないよう以下のポイントを抑えましょう。
「色」を合わせる
床の色に近い色のデスクや棚を選ぶと、全体がすっきりとした印象になり、ソファやテレビボードなど主要な家具と色調を合わせると、空間が調和され心地よい空間になります。
「素材」を合わせる
リビングのテーブルや収納家具と同じような種類の素材を取り入れると、質感が揃い、統一感が増します。また、素材の種類を合わせるだけでなく、空間のテイストから素材を逆算するのもコツの1つです。例えば、ガラスや大理石の家具がある場合でも、木材と組み合わせることでモダンな雰囲気になります。
-
■【事例7選】真似したい!おしゃれなスタディスペースのデザイン
デザイン性と機能性を両立させた、HOLIDAYSの施工事例7選をご紹介します。
実際の配置や工夫を参考に、ご家族にぴったりのスタディスペースを見つけてみてください。 -
事例① 収納を使い分けるダイニングのスタディスペース

ダイニングに設けたワークスペースは、家事をしながらでも、お子様が宿題に取り組む様子に自然と目が届きます。日常的に使う文具や小物は出し入れしやすいオープン収納に、書類など生活感が出やすいものは扉付きのトール収納にまとめることで、使い勝手とすっきりとした見た目を両立させました。
概要
エリア:愛知県江南市
間取り:5LDK
施工年月:2025年9月
費用:2500~2999万円
-
事例② 垂れ壁で空間を緩やかに区切るスタディスペース

階段を上がった先に設置したスタディスペース。LDKとの間にさりげないデザインの垂れ壁を設け空間を緩やかに区切ることで、家族の様子を感じながらも勉強に集中できる空間に。時には遊び場としても活用できる2way仕様で、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に使えるよう工夫しています。
概要
間取り:3LDK
施工年月:2024年12月
-
事例③ L字型カウンターのスタディスペース

L字型のカウンターは、勉強だけでなく、PC作業や読書など様々な用途に使えます。家族が並んで使える十分な広さがあるため、お子様の宿題を見たり、一緒に趣味を楽しんだりするのにもぴったりです。また、カウンター下には収納スペースが設けられており、機能性も兼ね備えています。
概要
エリア:愛知県豊田市
間取り:3LDK
施工年月:2024年6月
-
事例④ 空間に馴染むダイニングのスタディスペース

ダイニングテーブルの近くに設けたスタディスペース。シンプルなデザインに仕上げることで、LDK全体のミニマルな雰囲気を損なわず、大人の作業スペースとしても幅広く活躍します。
概要
間取り:3LDK
施工年月:2024年8月
-
事例⑤ LDKの一角に設けたおこもり感のあるスタディスペース

LDKの一角に、ほどよくこもれるスタディスペースを設計。収納付きの椅子を採用し、来客時にもさっと片づけられる便利な仕様に仕上げました。
概要
エリア:愛知県岡崎市
間取り:3LDK+ロフト
施工年月:2019年7月
費用:2000~2499万円
-
事例⑥ 光が差し込むキッチン横のスタディスペース

キッチンのすぐ隣にスタディスペースを設けることで、料理をしながらでもお子様の宿題を見ることができます。壁一面に広がるカウンターは、家事や趣味の作業台としても活躍。高い位置に窓を計画したことで自然光が入り、明るい空間で集中して作業に取り組めます。
概要
間取り:4LDK
施工年月:2023年6月
本体価格:2000~2499万円
-
事例⑦ 空間を有効活用した階段下のスタディスペース

デッドスペースになりがちな階段下に造作カウンターを配置することで、リビングから孤立しない、居心地の良いスペースとなっています。カウンターはリビングダイニングに面しているため、家事をしながらでもお子様の様子を確認することができます。
概要
エリア:愛知県岡崎市
間取り:3LDK+S
施工年月:2018年3月
本体価格:2000~2499万円
-
■HOLIDAYSならではの「自由設計」で理想のスタディスペースを
スタディスペースづくりは、子どもの成長や家族の将来を見据えた設計が成功の鍵です。寸法・照明・配線・収納をバランスよく整え、長く快適に使える空間をつくりましょう。
HOLIDAYSでは、暮らしや間取りに合わせた自由な造作プランをご提案しています。
高気密・高断熱住宅の強みを活かし、吹き抜けやホールを活用したデザイン性と機能性を両立する住まいを叶えます。
まずは無料のカタログ請求や、間取り相談会へお気軽にご参加ください。
監修 注文住宅HOLIDAYS
愛知県を中心に岐阜県、三重県、静岡県で注文住宅を手がけるHOLIDAYSでは、「デザインも性能も諦めたくない」そんなお客様の想いをカタチにします。耐震性能の最高等級3、断熱性能UA値0.46以下の高断熱を標準としつつ、建築デザイナーがお客様の趣味やライフスタイルを反映したプランをご提案。土地探しからワンストップで対応し、後悔しない家づくりをトータルでサポートします。
