【最大160万円補助!】GX志向型住宅が対象になる条件とは?補助金を活用して注文住宅を建てよう!
2024年12月14日
2024年12月24日
お家づくりを検討する際にぜひ活用してもらいたいのが補助金です。
国や自治体によるさまざまな補助金を最大限に活用することで、お得に家を建てることができる場合があります。
ただしこの補助金をもらうには様々な条件に当てはまる必要があります。
今回のコラムではどういった家を建てれば補助金を受けることができるのかについて、「専門用語が多く難しい・・・」、「自分の家が該当するのかわからない・・・」という方にもわかりやすく解説します。
現在お家づくりを検討中の方はもちろん、これからお家づくりを検討する予定の方もぜひこちらのコラムの補助金制度を参考にしてお得でスムーズな家づくりをしてみてください。
また現在HOLIDAYSでは、GX志向型住宅の必須条件である太陽光をプレゼントする、成約キャンペーンを2025年1月~2025年3月までの期間限定で行っています!
詳しくは下記イベントページにて記載しておりますので、この機会にぜひご検討くださいませ。
-
■「子育てグリーン住宅支援事業」が発表
国土交通省は省エネ住宅のさらなる普及のために、子育て世帯を対象とした「子育てエコホーム事業」の後継として2025年度の住宅補助金制度「子育てグリーン住宅支援事業」を創設しました。
〇事業の概要
※引用:国土交通省2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業
〇「子育てエコホーム支援事業」→「子育てグリーン住宅支援事業」の変更点
補助金の種類 金額 子育てエコホーム支援事業 長期優良住宅
ZEH水準住宅最大100万円
最大80万円子育てグリーン住宅支援事業 長期優良住宅
ZEH水準住宅
GX志向型住宅最大80万円
最大40万円
最大160万円
上記の表を見てわかる通り、「子育てグリーン住宅支援事業」ではGX志向型住宅の補助金制度が追加され、補助金の種類は増えましたが、既存の2種類の制度の金額は大幅に減少しました。
POINT:GX志向型住宅は全世帯対象!!
長期優良住宅やZEH水準住宅は「18歳未満の子どもがいる世帯、または夫婦のどちらかが39歳以下の世帯」に限られます。
しかし、新しく追加されたGX志向型住宅では子育て世帯に関係なく「全ての世帯」が対象となっています。 -
■GX志向型住宅とは?対象になる条件
〇GXとは?
GX=green transformation(グリーン トランスフォーメーション)
環境負荷を減らしながら再生可能なクリーンエネルギーを増やすことで脱炭素社会を目指す取り組みのこと。
〇GX志向型住宅の条件と詳細
*GX志向型住宅の条件とは?*
①:断熱等性能等級6以上
②:再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上
③:再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
①:断熱等性能等級6以上
「断熱等性能等級6以上」というのは、「HEAT20(G2)」で建物の断熱性能を表すUA値が0.46を下回るという基準を満たしている状態のことです。
そもそも断熱等級とは⁉
断熱等級とは国土交通省が指定した品確法に規定された省エネ性能を示す等級のことです。2022年から5段階から7段階に変更しました。各等級を下記にまとめました。
断熱等級7 2022年10月に施行。暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を約40%削減可能レベル。 断熱等級6 2022年10月に施行。暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を約30%削減可能レベル。 断熱等級5 2022年4月に施行。「ZEH(ゼッチ)基準」相当で断熱材や窓ガラスなどは、断熱等級4より高いレベルの断熱が必要。 断熱等級4 1999年制定。別称「次世代省エネ基準。壁や天井だけでなく、窓や玄関なども断熱が必要となる。 断熱等級3 1992年制定。通称「新省エネ基準」。一定レベルの省エネ性能を確保できる。 断熱等級2 40年前の基準で省エネレベルは低い。 断熱等級1 等級2~7以外
②:再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上
GX住宅の条件として再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上の住宅である必要があります。
※再生可能エネルギーとは?
太陽光、風力、水力など自然に存在する繰り返し利用できるエネルギーのこと。住宅に置き換えると太陽光発電や蓄電池で貯めたエネルギーのこと。
※一次エネルギー消費量とは?
冷暖房、給湯器、電気機器などの消費エネルギーのこと。
つまり、太陽光発電などで貯めたエネルギーを含まずに、住宅で消費されるエネルギーを35%以上削減できる住宅にする必要があるという意味になります。
③:再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
こちらは上記の条件と違い、再生可能エネルギーを含むので太陽光発電などで創られたエネルギーで、住宅で消費するエネルギー全てを賄えるような住宅である必要があります。
「再生可能エネルギー」−「消費エネルギー」=0以上
〇補助対象外となる地域
①土砂災害特別区域
②災害危険区域
※ 急傾斜地崩壊危険区域又は地すべり防止区域と重複する区域に限る
③ 立地適正化計画区域内の居住誘導区域外
④ 「市街化調整区域」かつ「土砂災害警戒区域又は浸水想定区域」に該当する区域
上記の①〜④に当てはまる区域は原則補助金対象外となっています。
これから家を建てようと検討している方はもちろん建替えを検討している方も、ハザードマップなどから自分が検討している地域が該当しないか確認してみましょう。
>>愛知県のハザードマップはコチラ<<
〇GX志向型住宅のメリット
メリット
◼︎環境に優しい
快適で心地の良い家を建てることで、二酸化炭素の排出量を抑え、環境保全にもつながります。
◼︎資産価値の向上
環境性能が高いということは一般的な住宅に比べ市場価値が非常に高いということであり、今後もさらに価値が高くなると予想できます。つまり、賃貸したり売却したりする場合にも、この資産価値の高さによって金額が高くつく傾向にあります。
◼︎光熱費の削減ができる
GX指向型住宅は断熱に優れており、省エネ性能の高い住宅です。そのため、エアコンの効率性が高く、生涯を通しての光熱費を抑えることができます。
-
■HOLIDAYSでGX志向型住宅を建てよう
HOLIDAYSは完全自由設計のデザイン注文住宅でありながら、1年中快適に過ごせる高レベルの気密性・断熱性のある住宅を実現します。
断熱性能等級では最高等級6・7をクリアする住宅性能です。窓などの開口部、壁や床、基礎までしっかり断熱・気密施工を行うことで、部屋ごとの温度差をなるべくなくし、一年中快適な居住空間をつくりあげます。
〇UA値
UA値とは建物全体を通して損失する熱量を表す値です。
数値が低いほど暖房の熱や冷房の冷気を逃がしにくくなり、断熱性能に優れた住まいといえます。HOLIDAYSではUA値0.26~0.46の超高断熱の高い性能を保ち、快適な温度がずっと変わらない家づくりを実現します。
〇断熱等級
HOLIDAYSでは国内で最も厳しい「HEAT20基準(G1〜G3)」をクリアする住まいを提供しています。断熱等級7も取得可能な性能で、エアコン1台でお家全体を冷暖房できる快適な温熱空間を作ります。
-
■まとめ
今回のコラムでは新しく追加されたGX志向型住宅の内容や補助の対象となる条件、メリットなどを解説してきました。
建築費はできるだけ抑えたいと多くの人が思うかもしれませんが、建築費だけを考えて住宅づくりを進めてしまうと住んでから思ったより光熱費や修繕費がかがってしまうことも少なくありません。
今回ご紹介した補助金制度をうまく活用して、ライフコストを考えた住宅を建ててみてはいかがでしょうか。
HOLIDAYSでは建築費だけでなく、その後の「暮らし」にかかり続けるランニングコストを含めて考え、トータルでお値打ちな住宅を提案しております。
今回ご紹介した断熱性だけでなく全館空調などその他性能やデザインにこだわった施工事例などをまとめたカタログを無料で送付しておりますので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。