火災保険の補償は火災だけじゃない?!火災保険の中身をわかりやすく解説! 2020.8.10

火災保険の補償は火災だけじゃない?!火災保険の中身をわかりやすく解説!

住宅を建てた時、万が一に備えてほとんどの人が火災保険への加入を検討します。火災が発生した時の経済的ダメージを軽減する火災保険は、慎重に選びたいものですね。

しかし、いざ火災保険への加入を考えた時、「補償内容が複雑で選べない」「どれ位の保険料が妥当なのだろう」などの分からないことがたくさん出てくると思います。
そこで今回は火災保険の基本的な部分を簡単にお伝えさせていただければと思います。

  • 火災保険とは

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    火災保険とは、偶然的に発生した事故や災害によって住まいや家具が受けた損害を補償してくれる保険のことをいいます。
    火災保険は補償内容によっては、火災のときだけでなく、その他の自然災害や水漏れなどによる損害も幅広く補償してくれます。火災以外の代表的なものとしては、落雷・爆発・水災・雪災・風災等の台風や大雨に起因する災害があげられますが、その他にも落下・外部からの衝突・盗難などの他者から受ける被害についても補償してくれるプランもあります。

    補償内容は先述したような項目の中から、自分の家に必要だと思う項目を取捨選択し、火災保険プランをつくりあげていきます。
    例えば自分の家が高台にあり、河川の洪水による水災を受けないと予測できるのであれば水災をプランから外し、雪の多い地域で積雪による被害が将来的に予測されるのであれば雪災を追加するといった火災の組み立て方をしていきます。
    すべての災害を補償することも可能ですが、補償範囲が広くと、それだけ保険料も高くなってしまいます。自分の家や、家族に必要な保険を上手に選んでいきましょう。

    ちなみに、火災保険への加入は任意であり、法律で決められているわけではありません。
    しかし住宅ローンを組む場合、銀行の融資要件に火災保険への加入が含まれている場合が多いので、実質必須要件となります。
    ※火災保険への加入が必須でない金融商品もあります。


    なお、火災保険には地震・噴火又はこれらを原因とする火災・損壊・埋没または流失などの損害は補償されません。これらを補償するのは地震保険です。火災保険は単独で加入できますが、地震保険のほとんどは火災保険と合わせて契約しなければ加入できません。
    2011年の東日本大震災で発生した地震保険の保険金支払い件数は81万2371件ですが、全壊・半壊・一部破損を合わせた住宅被害は115万棟を超えており、被災した住宅の約34万件は地震保険からの補償を受けられなかった、つまり地震保険に加入していなかったと考えられます。火災保険に合わせて地震保険に加入していなかった場合、壊れてしまった住宅の住宅ローン残債と新しい住宅を建てる又は購入するための新しい住宅ローンが必要になってしまい、二重債務になってしまいます。東日本大震災を起因とする二重債務の総額は、個人住宅ローンだけでも約1,000億にのぼると言われています。

    万が一のことを考えて、自分に合った火災保険・地震保険の両方の加入を考えておきましょう。

  • 火災保険の補償範囲

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    火災保険では補償の対象が「建物」と「家財」に分かれ、「建物」のみ、「家財」のみ、「建物」+「家財」と3パターンの中から選択できます。
    「建物」には建物本体だけでなく、門・堀・カーポートなど建物に付帯して動かせないものを指し、「家財」には、家具・テレビ・冷蔵庫・洋服など「建物の中にあり動かせるもの」を指します。

    気を付けるべきポイントは、保険の対象を建物のみにした場合、家財が損害を受けても補償を受けられないことです。
    家具や家電製品、衣類等が補償されるのは、保険の対象に家財が踏まれている場合だけになりますので、火災保険の検討時にチェックすることをお勧めします。

    注文住宅で家を建てる場合、一戸建てになるので「建物」はもちろん「家財」も選択すると、もしもの災害時に大きな出費を防ぐことが出来るかと思います。

    また、先ほどもお伝えしたように、火災保険は火災が起きたときのみ適応される保険ではございません。
    台風や豪雨による災害、落雷などで建物が壊れてしまったときや盗難、破損等による被害も適応されるプランも作れます。
    保険会社や保険商品によって、補償内容も異なりますが損害を幅広く補償をしてくれます。補償範囲の例を挙げますので、参考にしてみてください。

    【火災保険の補償範囲】
    ■火災
    火災により住宅が燃えてしまったときなど

    ■落雷
    落雷により、家電製品がショートしたとき、建物が壊れた時など

    ■破裂・爆発
    ガス漏れなどによる破裂・爆発など

    ■風災
    台風、暴風、暴風雨などの被害

    ■雪災
    豪雪、雪崩など

    ■雹災
    大粒の雹で窓ガラスが割れたなど

    ■水漏れ
    給排水設備の事故や他人の戸室で生じた事故に伴う漏水による水ぬれなど

    ■水災
    台風や豪雨などによる洪水などの水害

    ■盗難
    盗難による盗取や損傷、汚損など

    ■騒擾・集団行為等にともなう暴力行為
    集団行動などに伴う暴力行為・破壊行為による損害

    ■建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
    自動車の飛び込みなどによる損害

    ※火災保険には地震による損害は対象とされおらず、火災保険に加入したうえで地震保険に加入する必要がございます。

    保険会社や、お選びいただくパック等で補償内容は変わってきます。
    自分自身、現状どの保険に加入しているのか、新しく建てる家にはどの補償範囲を選択していくのかを見直しておくといいかと思います。

  • 保険料の決まり方

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    火災保険の保険料は主に、
    ・建物の構造
    ・建物の大崎
    ・所在地
    ・補償内容
    ・特約内容
    ・保険期間
    ・保証金額
    によって決まります。

    ■建物の構造
    鉄筋の家と木造の家では火災時の燃え広がり方が異なるため、建物の構造によって火災保険の保険料も異なります。

    ■建物の大きさ
    建物が広ければ広いほど、それに応じて保険料も高くなります。

    ■所在地
    災害リスクは地域によって異なり、自然災害の多い地域は保険料も高めに設定されています。

    ■補償内容
    火災以外にどのような補償を付けるか、家財も補償するかで変動します。

    ■特約
    火災保険の多くには特約が設けられており、例えば「類焼損害補償特約」と呼ばれる火事を起こした際に近隣住宅へ被害を与えた場合に補償してくれるといった特約があります。特約を付帯すればその分保険料もアップします。

    ■保険期間
    火災保険の契約期間は1年から最長でも10年で、契約期間が長いほど、保険料は割安になっていきます。

    ■保険金額
    保険金額は保養限度額とも呼ばれ、保険金額が高いほど保険料は高くなります。火災保険の場合は建物の再調達価格(建物が全壊した時に同等のモノを再度建築しようとした時にかかる金額)が目安になります。


  • まとめ

    火災保険は、住まいを守っていくうえで大事な保険です。
    火災に遭う確率は小さいものにはなりますが、万が一のリスクはかなり大きくなりますので、幅広く補償してくれる火災保険に加入することをお勧めします。

    また、どこの火災保険のものがいいのか、パッケージ等はどうするか。火災保険には種類が多くございます。
    自分に合っている保険会社、保険内容を見極め加入することが大切です。

    弊社では火災保険についての知識が豊富なスタッフもおりますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
    お家が完成したあとも安心して暮らしていけるお家づくりのご提案をさせて頂きます!

このブログの執筆者

HOLIDAYSのスタッフ

國廣 徹 Kunihiro Tohru

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